2015年 12月 14日

「いただきます」「ごちそうさま」の意味

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

杉四小学校から頂いた学校便り。
給食の月目標に
「感謝の気持ちで食事をしましょう」と
書かれていました。

具体的には、
「いただきます」「ごちそうさま」の意味
感謝の気持ちをもって、
食前食後の挨拶をしっかりと行う。
「いただきます」「ごちそうさま」の
意味を考える…と言う事だそうです。

当たり前の事だけど、
すごく良いコトだなあ~と思いました。

給食費を払っているのだから、
給食の時に
「いただきます」や「ごちそうさま」を
子供に言わせないで下さい!
…と、主張する保護者が たまに いるそうです。

でも、
良く考えてみて下さい。
私達は 食べる事で 生命を維持し活動しています。

私達が食している食べ物、
例えば
焼肉の元になっている牛肉や豚肉、
サラダの元になっている野菜などにも
当然 命があります。
私達は牛や豚、野菜たちの命を食して、
自分の命に代えさせて頂いているのです。

そう考えると、
「いただきます」「ごちそうさま」の意味
「私の命のために、あなたの命をいただきます。
 ありがとうございます。」と感謝をするのは
ごく自然な事ではないでしょうか。

「ごちそうさま」も同じです。
「ごちそうさま」を漢字で書くと「ご馳走様」
「馳」も「走」も「走る」という意味ですね。

料理を作るためには、
食材を 育てる人がいます。
その食材をお店に並べ売る人、そして買う人。
そして調理して…など
いろいろな人が 忙しく走り回って、
やっと私達の前に料理として並ぶのです。

料理にかかわった
すべての人に感謝の気持ちを伝えることこそ、
命の尊さを教える 最初の一歩だと思います。

言葉の意味を考え、
感謝の気持ちをもった大人に 育って欲しいですね。