2012年 1月 08日

どんど焼き

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

昨日1月7日は 馬橋稲荷神社で、
そして今日1月8日は 杉並第六小学校で、
毎年 恒例の どんど焼きが行われました。

どんど焼きとは。
お正月に しめ縄やしめ飾り、
門松などを立てて お迎えした歳神様を
天にお戻り頂く日本の伝統行事です。

馬橋稲荷神社のどんど焼きのようす。着膨れしている私です…。
お飾りを燃やすのは、火は穢れを浄め、
新しい命を生み出すとされているから。
竹の爆ぜる音は災いを退け、高く上る煙に乗って
歳神様がお戻りになるとされているからです。

この火にあたると 病気にならないとか、
書初を燃やすと習字が上手になり、
勉強もできるようになる…とも言われていますね。
(^o^)

昔は 小学校へ神職の方に来て頂き、
学校と神社が一緒に どんど焼きを行っていたそうです。
しかし、公立学校に 特定の宗教の神職が出入りするのはオカシイ!
との声があり、今は神社と学校、別々に行っていると聞きます。
その為か、今日の杉六小学校でも、
どんど焼きの由来には 触れらていませんでした。

でも「どんど焼き」そのものは、
無病息災・家内安全・五穀豊穣などを祈願する神事です。
また、お正月に初詣に行くように、
日本人が “特定の宗教” と意識するまでも無く、
自然と 受け継がれてきた伝統行事ではないでしょうか。

私は子供達に、
「どんど焼きを、ただお飾りを焼いて、お餅を食べる行事」
と思って欲しくはありません。
どんど焼きの由来や起原を、正しく知って欲しいと思います。
そして、神職がとなえる祝詞の厳かさも、ぜひ間近で見て欲しい。

このように昔から続く日本の伝統行事、
大切に大切に 次の世代へと引継いで行きたいものですね。