2016年 1月 25日

病児保育の充実へ!

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

厚生労働省は28年度、
病気や病後の乳幼児や児童を預かる
病児保育施設の普及を
後押しする方針を打ち出しました。

設置への助成制度を新設したり、
看護師配置の要件を緩和するとの事です。

病児保育の施設は現在、
病院や保育所など全国約1800か所、
杉並区内には西荻窪に一か所あります。
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※今年度、和田地域にもう一ヵ所整備する予定。

しかし、保護者の方からは
区内の病児保育室は 常にいっぱいで、
利用したい時に 利用できない。
…との声を耳にします。

女性の社会進出が進んでいるのに、
病気の子供を預かってくれる場所がない。
どうしてもはずせない仕事や用事と、
子供の病気の板ばさみになって
悩んでいるママは 大勢います。
女性の社会参加を後押しする意味でも、
病児保育所の更なる充実は 喫緊の課題でしょう。

とは言え、病児保育の利用数は、
季節変動とキャンセルの問題があります。
インフルエンザ等が流行った時には混雑し、
非流行期では 利用が少ない状況になります。
保育士を常時確保していても、
利用者がゼロの日もありえますよね。

病児保育所とは、
“安定経営” と言う観点からみれば、
難しい事業である事は 間違いありません。

だからこそ 国や自治体が補助を行い、
共済的な意味合いを持たせる事は大切です。
場合によっては 年会費を取り、
利用時は安く利用できる…などの工夫も
必要かもしれません。

誰もが安心して子供を産み、育てられる社会。
病児保育の充実へ向けて、私も全力で取り組んでまいります!

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