2015年 5月 12日

大阪都構想のゆくえ??

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

選挙の後片付けや収支報告もひと段落。
やっとゆっくりニュースを見る時間が出来ました。

そうなると!
関心のあるニュースの一つが、
やはり橋下徹市長が掲げている
“ 大阪都構想の住民投票 ” の行方でしょう。
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この大阪都構想とは。
大阪府と政令指定都市とを解体し、
特別自治区からなる
“ 大阪都 ” を新設するという構想。
府と市との間で発生する 二重行政の無駄を省き、
産業経済の競争力を高めようとするもの。

こうする事で 住民自治を進め、
住民に密着した細かいサービスは各行政区が、
街の再開発や道路整備等のインフラや
災害対策などの広域行政は都が担います。

そして、二重行政の解消により
慢性赤字の府財政を黒字経営に大転換、
収支改善総額は 平成45年までに約1兆円にまで
なるのだとか!!

しかし 都構想には、
600億円~800億円の初期費用がかかります。
また、新たに特別区を作ることにより、
各区ごとの新たな議会、新たな教育委員会、
新たな選挙管理委員会などを作る必要があり、
二重行政以外の部分は費用が増えてしまう。
そのように指摘する声もあります。

二重行政解消のために、
思い切った策を打ち出すのは良いコトだと思う。
実際に過去にも 府と市を合併する話が
あったと聞きます。
しかし、実現はしませんでした。
きっと 5年やそこらで実現できるような
単純な話ではないかもしれませんね。

私もいろいろ調べていますが、
まだまだ分からない部分が沢山あります。

大阪都構想の住民投票は、5月17日に行われます。
大阪府民が どのような大阪を選択するのか。
見守りたいと思います。