2025年 3月 19日

「杉並区いじめの防止等に関する条例」

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

イジメの防止を目的に、
「杉並区いじめの防止等に関する条例」が上程された点は
我が会派として まずは評価しています。

この条例でのイジメの定義は、
“子供同士の間で“のみ” 行われるもの、とし、
先生からのイジメ(いやがらせ)は、含まれいません。

しかし、教員からのイジメは、“ゼロ”じゃないです。
自覚がないまま、児童生徒を傷付けている先生はいます。
「不登校児童生徒の推移」を調べてもらったところ、
“教職員との関係を巡る問題” が原因と思われる件数が、
小学校・中学校で増えている事実があります。
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もっと想像力を働かせて、条例を作るべきでした。

また、
保育園や幼稚園が含まれていない点も問題です。

保育園、幼稚園でもイジメはあります。
それが原因で、小学校に上がる際、
指定校変更するお子さんもいらっしゃいます。
それでも 区が保育園・幼稚園でのイジメを、
軽微なモノと考え、この条例に含まなかった点は、
残念で仕方ありません。

もし100歩譲って、
この条例を就学児から対象…とするならば、
せめて学童保育を対象に入れるべきでした。
学童を含めない点も、非~~~~~常に問題です。
多くの場合は、
“イジメられた子供” が学童を辞める事になるからです。

ハッキリ言って、
まだまだ不十分な条例と言わざる得を得ません。
しかしながら、
イジメ防止に向けた条例が無かった杉並区において、
やっと一歩 前進した。
不十分ながらも、一歩踏み出した。
…と言う点は、評価したいと思います。

これから この条例をどのように育てていくか、
我が会派は シッカリと注視していきます。




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