2025年 3月 19日

第一回定例化が閉会します

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

令和七年第一回定例会、本日閉会いたします。
今回の議会で私は、一般質問をやらせて頂きました。

一つ目のテーマは、
「家族の在り方について」です。

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多様な価値観が進む 今の日本、
家族の在り方も多様化しています。

男女共同参画局の報告によると、
昭和の時代、平成の時代と比べ、
令和2年時点「夫婦と子供」世帯の割合は25.0%に、
「3世代等」世帯の割合も7.7%に低下しています。
その一方で、「単独」世帯の割合が38.0%と、
昭和55年時点の19.8%と比較して 2倍近く増加しています。

また、子供のいる世帯が徐々に減少する中、
「ひとり親と子供」世帯は増加し、
令和2年に「3世代等」世帯の数を上回っています。

たった40年の間に、
家族の在り方と言うものが 大きく変化したと、
改めて感じます。

杉並区でも「三世代同居」のご家庭が少なくなり、
「核家族化」が進みました。

ご高齢のかたも、
高齢者だけの ご夫婦世帯、
または、高齢者の単身世帯が増えています。
特に今年は、いわゆる2025年問題を迎えます。
2025年問題とは、
国民の5人に1人が後期高齢者(75歳以上)の
超高齢化社会を迎えることで
医療・介護需要がピークに達し、
医療・介護システムや人材不足が深刻化。
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日本経済や社会の広い分野で
深刻な影響を及ぼす諸問題の総称です。

また 2030年問題は、
少子化による労働人口の減少や人口全体の減少が顕著になり、
経済成長の鈍化、地方衰退、社会構造の変化があらわれる、
…とされるものです。
2030年問題には、
人口減少に対する中長期的な対策、構造改革が必要と考えます。

2025年問題、2030年問題によって
考えられる杉並区への影響、
その対策はについて、区の姿勢を問いました。

区は
地域包括ケアシステムの強化や
介護サービス基盤の整備、運動支援やフレイル予防など
高齢者の社会参加を促す環境整備や
家族介護者の支援などを強化していく。

また、高齢者の視点に立ちつつ、
誰にとっても快適に暮らせるような街づくり、
新しい交通手段の整備、デジタル化への推進など
区民サービスの提供を考えていく。

…との答弁をいただきました。

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