2012年 7月 09日

社会保障制度に関する勉強会

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日、自民党青年局主催で、
鴨下一郎代議士をお招きし、
「社会保障制度に関する勉強会」が開かれました。

6月26日の衆議院で、
社会保障制度改革推進法案を含む
消費税関連法案が可決されました。

増税…と聞いて、喜ぶ人はいませんよね。
正直、私も消費税が上がったら嫌だな…と思います。

それなのに。
なぜ「社会保障と税一体改革」が必要なんでしょう。
講演をする鴨下一郎 党社会保障制度に関する特命員会副委員長


日本では 毎年200万人以上のペースで
高齢者が増えています。
反面、それを支える人の数は、減少傾向にあります。
特に リーマンショック以来、
社会情勢の悪化や景気低迷などにより、
現役世代の負担は増加するばかりでした。

しかし、これでは支える側も潰れてしまいますし、
支えられる側も安心していられません。

そこで、
納付する者の立場で 負担の増大を抑制しつつ、
いかに持続可能な社会保障制度を守って行くか?
が課題となったのです。

そして 国民が広く受益する社会保障の費用を
あらゆる世代が 広く公平に分かち合う観点から、
社会保障給付に使うお金は 消費税収を主な財源としよう!
と言う事が、今回 決まったのです。

ただ…
消費税を上げるならば 景気動向を注視し、
なかなか増税分を価格に転嫁しにくい
街の個人商店や中小企業に対しては、
何らかの支援や緩和策などを 講じるべきだと思います。

こう言った社会保障は、
長期的視野で考えるものです。
政権交代が起こるたびに 制度が変わっては、
私たち国民にシワ寄せが来てしまいます!

今後、年金制度などの問題を 政争の具にしないためにも、
今、しっかりと議論し、持続可能な社会保障制度を構築して欲しいですね。