2012年 2月 21日

犯罪のない世の中を…

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

1999年に山口県光市で起きた母子殺害事件。
殺人などの罪に問われていた当時18歳の元少年の
死刑が確定しました。

最高裁判所
当時18歳と1カ月だった元少年。
年齢と更生の可能性を考えると、
元少年は生きて 犯した罪を償うべきか。
それとも、尊い2人の命を奪った事を重視し、
自分の命を持って 償いをするべきか。
意見が分かれるトコだと思います。

しかし、最近は国民投票や選挙権を
18歳に引き下げよう…と言う声もあり、
自分の行動に対して 社会的な責任を持てる年齢だと、
司法が判断したのだと思います。

また、裁判員裁判が導入されたのも、
遺族感情や世論と掛け離れない判決が求められてのこと。
そうした背景を考えると、今回の判決は妥当と言えます。

それにしても
こう言う事件が起きるたび、
「死刑」について考えてしまいますね。

この世の中に 「冤罪」 の可能性がゼロじゃない以上、
人が人に 死刑を科しても良いのだろうか?
しかし、もし自分の家族が
何の落ち度もないのに 理不尽に殺された時、
そんな綺麗事を言えるのか…。

なかなか答えが出せません。。。

元少年は 自分が犯した罪の重さと向き合い、
心から悔い改めて欲しいと思います。
そして、このような悲しい事件が 二度と起きない事を祈ります。