2023年 2月 17日

ボードマッチ事業

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

杉並区の選挙管理委員会が
今年の統一地方選挙からの導入を目指していた「ボードマッチ」。
公平性の観点から 総務省から待った!がかかり、
急きょ、断念する事となりました。

新聞やニュースでも取り上げられ、
私も近所の方から 色々と聞かれています。

そして、そのほとんどの意見が
「いくつかの質問に答えただけで、
  “あなたにおススメの候補者はこの人です!” 
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 …って 選管が 示すのは オカシイと思ったよ。」
「質問方法や質問内容によって、
 恣意的に 特定の政党が有利になるよう 誘導できる。
 それを選管がやろうとしてたなんて、怖い!」
…と、
否定的(懐疑的)な内容ばかりです。

私もまったく同感です。
マッチング用の質問が
全候補者に対して 本当に公平なモノなのか。
マッチングのシステムが
ブラックボックスである以上、
投票誘導に繋がる可能性があるのではないか。
このような懸念が払拭できません。

そして、このような懸念は、
我が会派としても 選挙管理委員会に伝えていました。

しかし、総務省の通達が出るまで 選管は、
「区がやろうとしているボードマッチが
 法律に抵触するとは考えていない。
 4月の統一地方選挙から導入する予定です。」と、
意固地ともいえるほど 頑なな姿勢を貫いていました。

投票率向上に向けた取組みは大切だけど、
少し考えたら 違和感を感じそうなものなのに…。

民間が「ボードマッチング」を行うことは、
とても良いと思います。
でも、中立を常とする
区の選挙管理委員会が行うべきことではありません。

今回の件は、
来週の区議会 総務財政委員会で報告されます。

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