2016年 10月 18日

高円寺地域の小中一貫校

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

第三回定例議会の中で
私が注目した内容もご紹介しますね。

高円寺地域の小中一貫校について

平成31年度、
杉四小学校、杉八小学校、高円寺中学校を統合し、
高円寺地域の小中一貫校
施設一体型の小中一貫校が開校します。

統合後の杉四小跡地は、
今の校舎を活かし
高円寺子供園を3年保育に拡充するほか、
認可保育園、科学教室の拠点、
阿波踊り練習会場等に利活用します。

杉八小は 老朽化した校舎を建替え、
防災スペースを確保したうえで、
特別養護老人ホームと保育所、
高円寺図書館の移転先として整備する計画です。

それぞれが
地域の拠点となるよう期待したいですね。

しかし
一つだけ残念な事が…。

新しくできる一貫校では、
当初 設置される予定だった武道場が
削られることになってしまいました。
これは 近隣に対して
建物の高さなどを配慮した結果だそうです。

文科省は 中学校の武道必修の意義について
「武道の伝統的な考え方を理解し、相手を尊重する」
ことを掲げています。
それは、つまり “礼に始まり、礼に終わる”
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…と言われる
武道の精神を学ぶ事ではないでしょうか。

武道精神のよりどころとしての神棚もないまま
アリーナ(体育館)に畳を敷き、
スポーツとしての “武道” に触れるのではなく、
武道精神の “核” である神棚を設けた武道場で
柔道や剣道などを学ぶ事こそが
我が国の伝統文化としての武道であり、
文科省が掲げる意義に沿っていると
私は考えいます。

学校の施設は、
一度 建れば30年、40年と使う事が出来る 子供達の学び舎です。
もちろん近隣への配慮も大事ですが、
やはり教育的配慮を第一に考えて欲しいです。

武道場設置については、今後とも注視していきます。

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