2014年 9月 27日

高齢出産におもうこと

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

50歳以上の母親の出生届の取り扱いについて、
国内の病院の出生証明書があれば、
法務局の審査を不要とする通達を
法務省が出しました。

以前は50歳以上の女性が出産すると、
法務局が出産の事実確認をしていました。
しかし、不妊治療の技術進歩によって、
高齢で出産する例が増加。
50歳以上の出産だからと言って、
疑うような事をしないように…との配慮が、
この背景にあるようです。

確かに最近では、
40代中頃~50代の女性が出産した、
…ってニュースを耳にしますよね。
高齢出産におもうこと

とは言え。
いくらキレイで若く見える女性でも、
カラダは正直!
やっぱり40代は40代、50代は50代です。
若い頃に比べ、妊娠率は下がります。
体外受精などで妊娠できたとしても、
若い人と比べ 流産のリスクがグンと高くなります。

きっと高齢出産をした人たちは、
大変な不妊治療を乗り越えて
出産まで漕ぎつけたのでしょう。

そう考えると 今回の通達は、
高齢出産をした女性の心に寄り添った
あたたかみのある措置だと思います。

私自身、不妊治療の経験があります。
不妊治療は、どちらに原因がある場合でも、
女性の方の精神的・肉体的負担が大きいです。
また、経済的負担ものしかかります。

だからこそ 不妊に悩む方への理解や
行政の不妊治療費助成など、多角的な支援が大切です。

誰もが安心して子供を産み、育てられる社会。
そんな社会を目指して、私も努力して行きます!