2010年 10月 14日

杉並区消防団運営委員会

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日は「杉並区消防団運営委員会」が開かれ、
私も委員の一員として参加して参りました!

消防団ポンプ操法大会の様子
消防団運営委員会とは、
消防団組織の整備と その運営が円滑に行われるように、
都知事の附属機関として、各特別区ごとに設置されています。
つまり、石原慎太郎都知事の諮問に応じて 委員会を開き、
必要事項を審議し、答申するんですよ!(^.^)b

さて、今回の諮問事項は
「消防団の組織力を維持するために
 消防団員の早期退団を解消する方策について」です!

最近は女性団員や学生団員も、多く入団されています。
しかし、家庭の事情やお仕事の関係などで、
在団10年未満で辞めてしまう方が多いのも また事実。
これを解消しようと言うのが、今回の諮問内容です。

今日の委員会では、
消防団が抱えるさまざまな課題が 浮き彫りになりました。

消防団員として広報をつとめています!
その課題の一つは、予算の問題でした。
火災の際、消防団員が現場で消火活動を行うと、
東京消防庁は 必要経費&手当として
一回3,000円程度を計上するそうです。
しかし 年度末になると 予算を使い果たしてしまい、
消火活動に出動しても 一円も出ない事があるとか…。

これを聞いた田中良区長は 、
「消防活動に対する必要経費ならば、
 東京都と都議会に しっかり予算要求するべきだ。
 無駄使いはダメだが、必要なところはケチっちゃいけない!」と
元都議会議員らしい意見(?)を述べられていました。

生業を持つ傍ら、
地域の防災ボランティアとして活躍する消防団員。
田中区長が言うように、頑張ってくれている方達に対しては、しっかりと予算をつけて頂きたいです。
それによって 活動内容がさらに充実できれば、早期退団を解消する方策の
一つに繋がるかも知れません。