2010年 9月 09日

各会派代表質問より……

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

決算特別委員会でのようす
昨日の区長所信表明を受け、
今日は各会派の代表質問がありました。

田中良区長のご答弁から、
区長がどのようなお考えなのか、垣間見えた気がします。
区長答弁で特徴的だったモノを、ご紹介したいと思います。

★ 減税自治体構想について ★
長期間にわたる基金への積み立てが現実的なのか、
財政運営の硬直化を招くことはないのか、という疑問の声がある。
合意形成を図るまでは積み立ては差し控える事としたい。
※事実上の凍結宣言

★ 「新しい公共」について ★
行政は「最小の経費で最大の効果を挙げる」事が必要。
多様で質の高いサービスを的確に提供するために、
区民・団体・事業者の皆様とともに、
豊かな協働による地域社会づくりを推し進めて行く。

★ 杉並区版「事業仕分け」 ★
国のいわゆる「劇場型」の手法とは一線を画し、
公開の場において十分な議論を行い、事業の評価・検証を実施して行く。
すでに庁内に事業仕分けプロジェクトチームを設置した。

★(仮称)教育憲章 ★
教育は教育基本法に基づき、公平公正にあるべきである。
(仮称)教育憲章は多様な意見が存在する事から、
策定の必要性を含め、ゼロベースで議論して行く。

★ エアコン設置 ★
前区長のエアコン設置の考え方に問題があったと考える。
区内全小中学校にエアコン設置を行う。

★ 前区長について ★
財政の健全化、自治基本条例の制定、区役所サービスの向上などは、
前区長を率直に評価するものである。
しかし、独自の歴史観や道徳観、イデオロギー色の強い主張など、
区長として 節度と配慮が必要ではなかったか。
また、トップダウンの組織運営が 区の組織活力の低下を招いた。
私は幅広い意見を取り入れ、ボトムアップで区政を運営して行く。