2026年 6月 12日

抗議文

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

令和8年4月3日、
区長の庁有車の使用に関する住民監査請求が提出されました。

その内容は、
令和8年2月3日、
公務終了後の帰り道、岸本区長が
第51回衆議院議員総選挙に立候補していた
中道の吉田晴美候補の選挙応援に
庁有車を使ってJR高円寺駅に行った。
公務終了後の帰り道とは言え、
庁有車で選挙応援に行くことは不適切であり、
その運転手人件費とガソリン代等を返却せよ。

と言うものです。

・先の区長選挙の時、
 岸本氏は田中良前区長の公用車の使い方を批判していた。
・にもかかわらず、
 田中前区長と同じような庁有車の運用をしている。
・そもそも政治的中立性の観点から、
 庁有車を使って選挙応援に行くことは
 適切ではない。

…このような理由で、
当時、監査委員を務めていた私は
住民監査請求の内容を認め、“認容”を主張しました。

代表監査と他監査委員2名は、
・区長宅への帰路上にある。
・杉並区内である 。
・帰路から大きく経路を逸脱していない。

…と言う理由とともに、
「公費で賄われる庁有車については、
 区民の理解が得られるよう、
 より丁寧な説明が求められる」
「区民に疑念や不信感を抱かせることがないよう、
 更なる配慮が望まれる」

と付言したうえで、“却下”を主張されました。

結果は
「合議まとまらず」と言う結論になりました。

住民監査請求 監査結果(令和元年受付分以降)|杉並区公式ホームページ
https://www.city.suginami.tokyo.jp/documents/5944/r0801caruse.pdf


すると、
監査の当事者である岸本氏は
ご自身のSNSで
「3名の監査委員は棄却と判断した」
「吉田あい委員(杉並区議会自由民主党)1名だけ
 認容を主張した」
「極めて異例の結果」と発信をしました。

岸本さとこ公式サイト 
https://kishimotosatoko.net/posts/78


しかし、今回、監査対象となった区長自らが
SNS上で監査結果に対する見解を発信し、
さらに、一部の監査委員の判断に
政治的評価とも受け取れる言及を行うこと、
合議がまとまらないことが
まるで悪い事のように発信していることは、
監査制度の独立性に対する信頼を損なうものと考えます。

また、仮に次回、
区長に不利な監査請求が出た場合、
監査委員は
「またSNS等で名前を出されるのではないか」
という心理的影響を受ける可能性があります。
今回の監査結果では、
認容意見を述べた監査委員の氏名まで公表されています。
もちろん監査結果自体に記載があるため
事実の紹介ではあります。
しかし、区長と言う 大きな政治的発信力を持つ立場で、
その内容をSNS等で拡散することは、
制度の独立性という観点から 厳に慎重であるべきです。

また、区長のSNSには、
私が所属する会派名まで載せられています。
そもそも監査委員の見解は、
個人が有する識見に基づくものであり、
党派会派とは切り離して論じることが 大前提です。
なぜ会派名を “加筆” する必要があるのでしょうか。
「会派の意向によって、今回の結論が出された」
…とでも言いたいのでしょうか。

私自身、監査に対して党派会派とは切り離し、
個人が有する識見に基づく姿勢で臨ませていただきました。
それにもかかわらず、あたかも私が党派会派の意向で
岸本区長の意に沿わない判断をしたかのような印象操作をされることは、
私に対する侮辱であり、大変遺憾に思います。

併せて、私の所属会派名を意図的に
公表したことについての謝罪 及び
当該H.P.上の記事を6月16日までの削除を求める抗議文を
岸本区長宛に送らせていただきました。

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