2012年 6月 18日

杉並区立教職員研修所、廃止へ…

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

本日、文教委員会が開かれました。

杉並区立教職員研修所 秋川荘
今日の委員会の目玉となったのは、
「議案第46号 杉並区立教職員研修所条例を
廃止する条例」について!
各会派からは、白熱した質疑が行われました。

杉並区立教職員研修所(秋川荘)は 昭和40年、
学校教職員が研修を行う施設として設立されました。
しかし、設置目的が「研修施設」にもかかわらず、
近年の研修利用は 全体の1割程度。
残りが研修外利用となっており、問題になっていました。

教育委員会が “研修費用” として予算計上している以上、
こう言う状態が続いている事は 看過出来ません。

一部の方からは、
「区民のための保養施設として、再利用してはどうか?」
…との声がありました。

しかし、建築時に
建築基準法第48条ただし書きにより 建築許可を受け、
「研修施設」として 地元住民の理解を得ています。
それにもかかわらず 保養施設へ転換をする事は、
近隣住民への不信感や
近隣の旅館業への民業圧迫に繋がることも懸念され、
安易に行うべきではないでしょう。

区民の皆様に親しまれた秋川荘ではありますが、
本来の趣旨を鑑み、廃止する事は仕方ないと思います。

秋川荘廃止後については、
区民の皆様、また近隣の方々に喜んでもらえる活用を要望して行きます!