2012年 5月 28日
自民党の子育て施策
少子化の進行や幼児教育・保育のニーズの多様化に伴い、
待機児童など課題が顕在化しています。
現在、政府・民主党は「総合こども園」を核とした
『子ども・子育て新システム』を進めていますが、
これには多くの問題があり、
待機児童の解消にもつながりません。
民主党が進める新たな制度の問題点
1.総合こども園などの施設には、
待機児童の8割以上を占める0~2歳児の受け入れを
義務付けていないため、
待機児童の解消にはつながりません。
2.自治体の関与・責任を弱める“指定”による
保育施設では、
児童の安全・安心の確保が心配されます。
また、営利を追求する株式会社など企業の参入は、
保育の質の低下や保護者の負担の増加を
招くおそ れのある “保育の産業化” に向かうものです。
3.制度の移行期は大変複雑になり、行政の所管も、
内閣府・文科省・厚労省の三重行政となります。
※ 0~5歳児の総合こども園(内閣府)、
3~5歳児の幼稚園型こども園(文科省)、
0~2歳児の保育所型こども園(厚労省)、
0~5歳児の指定のみのこども園(厚労省)、
3~5歳児の幼稚園(文科省)の
5つの類型が共存することになります。
自民党は現行制度を基本とし、
地域の実情や幼稚園・保育所の独自性を生かします
○ 無理して“幼保の一元化”を進めるのではなく、
現在の幼稚園・保育所の制度を基本としつつ、
それぞれの施設の特性を尊重すべきと考えます。
○ 特に、保育については、
「0歳児への親が寄り添う育児」を推進します。
○ 保育所待機児童への対応は、
「認定こども園」の普及を進めるとともに、
処遇改善等による保育士の確保、
必要な財政上の支援など効果的かつ即応性のある
総合的な支援策を実施します。
待機児童など課題が顕在化しています。
現在、政府・民主党は「総合こども園」を核とした
『子ども・子育て新システム』を進めていますが、
これには多くの問題があり、
待機児童の解消にもつながりません。
民主党が進める新たな制度の問題点
1.総合こども園などの施設には、
待機児童の8割以上を占める0~2歳児の受け入れを
義務付けていないため、
待機児童の解消にはつながりません。
2.自治体の関与・責任を弱める“指定”による
保育施設では、
児童の安全・安心の確保が心配されます。
また、営利を追求する株式会社など企業の参入は、
保育の質の低下や保護者の負担の増加を
招くおそ れのある “保育の産業化” に向かうものです。
3.制度の移行期は大変複雑になり、行政の所管も、
内閣府・文科省・厚労省の三重行政となります。
※ 0~5歳児の総合こども園(内閣府)、
3~5歳児の幼稚園型こども園(文科省)、
0~2歳児の保育所型こども園(厚労省)、
0~5歳児の指定のみのこども園(厚労省)、
3~5歳児の幼稚園(文科省)の
5つの類型が共存することになります。
自民党は現行制度を基本とし、
地域の実情や幼稚園・保育所の独自性を生かします
○ 無理して“幼保の一元化”を進めるのではなく、
現在の幼稚園・保育所の制度を基本としつつ、
それぞれの施設の特性を尊重すべきと考えます。
○ 特に、保育については、
「0歳児への親が寄り添う育児」を推進します。
○ 保育所待機児童への対応は、
「認定こども園」の普及を進めるとともに、
処遇改善等による保育士の確保、
必要な財政上の支援など効果的かつ即応性のある
総合的な支援策を実施します。