2020年 8月 26日

正しい性教育を

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

先日、軽度の知的障害のある女性が
自宅の くみ取り式トイレに女児を産み落とし、
死なせたとして、死体遺棄の罪に問われました。
女性は 家族や周囲に、
相談する事が出来なかった…と 語りました。

また、コロナ禍での休耕期間中、
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10代の妊娠相談が増えた…との報道もありました。

こう言うニュースを聞くと、
本当に胸が痛みます。

日本では “性” について語る事が
昔から タブー視されて来たように感じます。
しかし、今や ネットや雑誌では
性に関する情報が溢れ、
誰でも 簡単に
情報を 手に入れることが出来ます。
でも、その中には、
間違った情報も 数多く含まれています。
そして 子供達の中には、
それらの情報を信じてしまう子が 少なからずいるのです。

それならば、
怪しげな情報に振り回されたり、
望まない妊娠や 性犯罪から 身を守るためにも、
その年齢に応じた 適切な性教育を
シッカリと行う 必要があるのではないでしょうか。

特に 女の子の場合。
生理にまつわるトラブルには、
子宮筋腫や子宮内膜症等の
病気が隠れている 場合があること。
ひと昔前は
「生理は 病気じゃない!そんなの我慢しなさい!」
…と言われていた生理痛も
実は 月経困難症を患っている場合があり、
適切な治療が必要であること。

そして。
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もし それらを そのままにしておくと、
将来 不妊症に繋がるケースもあること。

…など、“自分のカラダ” について
正しい知識を身につける事は
女性が生きて行く上で 非常に重要だと考えます。

また、障害を お持ちの方に対しては、
性に関する情報から遠ざけられる傾向がある
…と聞きました。

しかし、
障害のある、なしに関わらず、
男性、女性が ともに
“正しい性 ” への理解を深め、
“お互いを思いやる心” を育む取組みこそが
今回のような 悲しい事件を防ぐ
第一歩になるのではないでしょうか。

赤ちゃんが出来る事は、本来、素晴らしい奇跡です。
妊娠を巡って 悲しい思いをする人が 一人も出ないような、
そんな杉並区を築いていきたい…と 強く思いました。

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