2019年 9月 16日

通電火災に気を付けて!

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

台風15号の影響により、
千葉県では 大規模な停電が長引いています。
被災された方へ お見舞い申し上げるとともに、
一日も早い 復旧をお祈りいたします。

東京電力は
総力を挙げて復旧に向け取組んでおり、
少しづつですが、電気が通るようになってきたようです。

しかし、
そこで気を付けなければならないのが 通電火災。

通電火災とは
大規模災害からの復旧時、
倒れた電気器具(ヒータ ー等の電気製品など)や、
破損した電気配線に通電した時に、
また、ガス漏れが発生しているところに通電した時…
20190916-11531863.jpg
等々…で発生する火災です。

通電火災を防ぐために大切なことは。
もし 家族で避難所などへ行くため
長時間 家を空ける時には、
必ず 電気のブレーカーを落とすことです!

ただ、
慌てていて 忘れてしまったり、
そもそも 家具の倒壊などによって
ブレーカーに近づけなくなってしまう場合もありますよね。

そのような場合に備えて、
設定値以上の震度の地震発生時に
自動的に電気の供給を遮断する
「感震ブレーカー」の設置が有効です。
杉並区では 特定の地域に居住する方、
災害時に地域の助けを必要とする方に対して
「簡易型感震ブレーカー」の設置助成を行います。


これを各ご家庭に設置することで出火を防止し、
他の住宅等への延焼を防ぐことで、
被害を減らすことが可能となります。
ぜひご検討下さいね。

それにしても。
想定外に長引いてしまった大規模停電。
千葉県や国の初動の遅れを 指摘する声も。

県内では 通信の不通により
被災した自治体との情報共有が後手になりました。
そのため、職員派遣や被害の把握にも遅れが生じました。

大規模災害時には
正確な情報を得ること自体が難しく、
情報が不足している段階で 最悪の事態に備えて、
誰が、どの段階で、どう意思決定するか??
…が 重要になのだと 改めて痛感しました。

自治体に突き付けられた課題は、非常に大きなものです。

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