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2015 3 10

在宅介護と在宅での看取り

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

年を取って 介護が必要となっても、
住み慣れた地域で、できれば自宅に住み続けたい。
そう願う方は多い。

そこで、今回の決算特別委員会
保健福祉の款で、
在宅介護と在宅での看取りについて
質問をさせてもらいました。

今、国も 在宅介護を進めています。
しかし 要介護3以上になると、
在宅介護と在宅での看取り
在宅で介護をするのは
なかなか大変になって来ます。

ましてや核家族化が増え、
80代・90代の老夫婦だけの世帯、
お子さんは居るけど、
そのお子さんが60代・70代で、
老々介護となっている世帯では、
在宅介護をしてあげたい…という気持ちはあっても、
できないのが現状です。

また、高齢者が入院した場合、
重篤な症状が落ち着き、
入院期間が3ヶ月過ぎると、
病院から退院を進められるケースが多いです。

これは 診療報酬制度の関係だけでなく、
一般病棟・急性期病院での長期入院は、
他の医療行為を必要とされる方々の支障にもなるから、
仕方のないことだとは思います。

しかし。
先ほど述べた 老々介護の場合など、
自宅での受け入れを躊躇される方もいらっしゃる。

退院後の行き先が見つからない事は、
本人にとっても家族にとっても不安な事です。
在宅介護と在宅での看取り

医療との切れ目ない連携、
更なる退院支援と在宅介護支援の充実が必要です。

この質問に対し 田中区長は、
地域包括ケアシステム実現が重要であり、
これまでの在宅支援だけでなく、
新年度早々に開始する
在宅医療地域ケア会議を有効に活用し、
区内の医療関係者や介護関係者と協力し、
杉並区の在宅医療は安心だ…と感じてもらえるような
体制づくりに取り組んでいくと
約束して下さいました。

誰もがみんな、年を取ります。
安心して幸福な老後を送るためにも、
さらに地域と行政、医療との連携を進めてまいります!

2015 3 03

桃の節句

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

3月3日は、桃の節句。
女の子の健やかな成長を願って、
ひな人形を飾っているご家庭も多いと思います。

そもそもひな祭りのルーツとは、
中国にあるそうです!

桃の節句のおひな様
その昔、中国では
3月3日に水辺にて身を清め、
穢れを祓う習慣がありました。
この習慣が やがて日本にも伝わり、
桃花節と言われるようになったとか。

やがて平安時代になると、
自分の身に降りかかる災難を
自分の生年月日を書いた紙の人形(ひとがた)に
移らせて 川に流すようになりました。
つまり「流しびな」ですね。

ひな壇を設け、
豪華なひな人形を飾るようになったのは、
江戸中期からだと言われています。

おひな様には、長い歴史があるンですね!
ちなみに、なぜ おひな様には「桃」なのかと言うと、
桃の木には、邪気払いの効き目があるとされているから。
…だ そうですよ!

2015 2 28

命の尊さについて

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

川崎市の多摩川河川敷で
中学1年生の男子生徒が殺された事件。

殺された少年は どんなに辛かっただろう、
どんなに怖かっただろう…。
たった13歳で殺されてしまった少年を思うと、
ただただ可哀想で 悲しくて、
この事件がTVなどで報道されるたびに、
命の尊さについて
やるせない気持ちになります。

少年を殺したとして逮捕されたグループも
また未成年の少年達でした。

戦後70年、日本は平和に過ごしてきました。
そして 核家族化が進み、
身近な人との死別(祖父母など)を
経験する機会が減って来ました。

そんな環境の中で生まれ育った
今の子供たちは、
もしかしたら“人の死” “命の重み” と言うものが
現実的に捉えられなくなっているのかも知れません。

私たち大人は「命の尊さ」について、
どのように子供たちへ伝えて行くべきなのでしょうか。
どのように伝えれば 子供たちの心に響くのでしょうか。
重い課題を突き付けられたような気がしました。

亡くなった少年のご冥福を、心からお祈り申し上げます。

2015 2 25

「民のかまど」のお話し

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

昨日のブログにも載せました
「民のかまど」のお話を紹介いたします。


ある日、仁徳天皇が
難波高津宮から遠くをご覧になられた。

すると人々の家からは
少しも煙が上がっていないことに気付いた。
天皇は
「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、
 貧しくて炊くものがないのではないか。
 都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」
と、仰せられ、三年間、税を免除されました。

税を免除したために朝廷の収入はなくなり、
宮殿は大いに荒れました。
天皇は衣を新調されず、
茅葦屋根が破れ、雨漏りがして、
星の光が屋根の隙間から見えるという有様でした。

「民のかまど」のお話し
三年がたって、
天皇が同じ高台に出られて、
遠くをご覧になると今度は、
人々の家々から
炊煙が盛んに立つのをご覧になり、
一緒におられた皇后に
「我は豊かになった。喜ばしいことだ」
と、おっしゃいました。
皇后は
「変なことをおっしゃいますね。
 衣服には穴があき、屋根が破れているのに、
 どうして豊かになったといえるのですか?」
「国とは民が本である。
 その民が富んでいるのだから、我も富んだということだ。」
と、こう申されました。

天皇は引き続きさらに三年間、
税を献ずることをお許しにならず、
六年が経過して、やっと税を課して、
宮殿の修理をお許しになりました。

すると人々は命令もされていないのに、
進んで宮殿の修理をはじめ、
またたくまに立派な宮殿ができあがったといいます。

それ以来、人々は天皇を
「民のかまど」のお話し
「聖帝」とあがめるようになりました。


これが「民のかまど」の話しです。

この精神は、
歴代の天皇に脈々と受け継がれてきました。

東日本大震災の影響から
計画停電が行われたとき、
今上天皇、皇后両陛下は停電の時間に合わせ、
皇居御所の電気を切り 暖房も使わず、
生活しておられました。

被災された方の苦難に思いをはせ、
国民と困難を分かち合うと言う大御心には
本当に目頭が熱くなる思いです。

このような 日本人古来の精神性を大切にし、
自国に誇りを持ってもって 生活していきたいものです。

2015 2 24

校長のブログは間違っていたのか

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

愛知県一宮市の市立中学の校長が、
学校ホームページのブログ上で
仁徳天皇「民のかまど」の話に触れ、
自国に誇りを持つように呼びかけました。

しかし 市教育委員会から
「神話を断定的に書いている」と注意を受け、
この記事は削除されてしまいました。
校長のブログは間違っていたのか

この記事をめぐって市教委には、
「偏向教育だ」という匿名の手紙が
1通寄せられたほか、
「校長は間違っていない」「感動した」と、
内容を評価する声が
多数 寄せられていると言います。

校長先生は
この神話を通じ、
子供たちに「自分よりも人のため」という
古代からの日本人の精神性を伝え、
自国に誇りを持ってもらいたかった…と
記事を載せた目的を話しています。

また ブログの中で
キチンと「この話は神話」と断っています。

この記事の全文を読みました。
自分が我慢しても、相手の事を案じる姿。
そして、その事を素直に感謝する心。
お互いに思いやる心が、そこに書かれています。

私は とても素晴らしい内容だと思います。

子供達には 常に相手を思いやることが出来る
心優しい大人に育って欲しいです。