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2015 8 25

農地パトロール

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

昨日、農業委員会の農地パトロールで、
区内の生産緑地地区等を視察に行きました。

農地パトロールとは、
優良農地の確保と有効利用の促進のため
区内すべての農地を回り、
遊休農地の実態把握と発生防止、
農地の違反転用発生防止対策などに
キウイフルーツがなっています!
取組むものです。

昨日は まる一日かけて
約40件の農地を見て回りました。
どの農家さんも
住宅地の中の限られた土地の中で工夫し、
愛情と誇りを持って農業をされているのが
すごく伝わってきます。

地元野菜の直売として
ご近所から愛されているのはもちろん、
防災兼用農業用井戸を掘り、
災害時には
地域の生活用水を提供してくれる農家、
近所の子供達のためにサツマイモを植え、
子供達に収穫体験をさせてくれる農家…など、
農家が地域コミュニティーの
一翼を担っている事がよく分かりました。

しかし、課題もあります。

パトロールしている中には、
遊休農地のようなところもありました。
土地所有者が病気の為に耕作できないうえ、
配偶者も高齢で 思うように農業に従事できない。
防災兼用農業用井戸
しかも、後継者不在。

こうなると、
アッと言う間に遊休農地です。

農業の高齢化と後継者不足は、
杉並区内だけでなく 日本全体の課題です。

農業の魅力を 若い世代に伝えるだけではなく、
“農業で食べていける” ように支援する事も
行政として大切なことでしょう。
また、脱サラして農業を始める人には、
農業用機械の初期投資助成などを行い、
“農業を始めるハードル” を下げる事も重要かも知れません。

農業は、私達の “食” に密着しています。
“食” とは、すなわち “命の源” です。
いかに日本の、そして杉並の農業を盛り立てていくか。
真剣に考えさせられる一日でした。

2015 8 21

妊娠適齢期についての教育

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

文部科学省は
少子化対策を担当する内閣府と連携し、
妊娠のしやすさと年齢の関係や、
不妊に関する内容を盛り込んだ保健教育の副教材を作製。
8月下旬から全国の公・私立高校に配布すると発表しました。

良い事だと思います!

特に 女性にとって妊娠や出産は、
人生設計にかかわる一大イベント!
妊娠や出産、不妊について知る事は、
自分の生き方にも関わって来ると言えます。
妊娠適齢期についての教育

私も学生の頃は、
結婚すれば 赤ちゃんができるのが
当たり前なんだろう…と思っていました。

しかし!
近年、国内の7組に1組のカップルが
不妊で悩んでいると言われるように、
結婚すれば 赤ちゃんができる…と言うのは、
けして当たり前ではないのです!!

男性にも女性にも
妊娠に適した時期があります。
その時期を過ぎると、急激に妊娠率は低くなります。
特に女性は 男性の適齢期に比べて、
その時期は すご~~く短いと言えます。

女性のライフスタイルの変化により
晩産化が進んでいますが、
30代になると妊娠する能力が低下のは確か。
今は医学も進み
私のような高齢出産も増えましたが、
やはり年齢とともにリスクは高くなります。

妊娠・出産・育児、そして不妊について
正しい知識を持ったうえで、
成人してからの自分の生活設計をどうするか?
将来、子供は欲しいか?
いくつまでに出産したいか?
そのためには 結婚やキャリア形成など
自分の周りの環境をどう整えるか?
…を考える事は とても大切なことだと思います。

今回の保健教育の副教材が、
自分の未来を描くきっかけになってくれれば良いですね。

2015 8 19

各種団体・政策懇談会

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今週は各種団体・組合の皆様方と
我が杉並区議会自民党会派とで
政策懇談会を開催しております。

各団体さんから個別にお話しを聞き、
それぞれの立場で感じている事や
杉並区や議会に対しての要望・提案を
伺っています。

各種団体・政策懇談会
毎年、この季節に行っていますが、
現場の方々から 直接お話しを聞くと言う事は、
私たち議員にとって 非常に勉強になります。

例えば。
良かれ…と思っていた助成金でも、
現場レベルでは 使い勝手が悪く、
あまり活用されていない、なんて話しも
聞くことが出来ました。

助成金のもとは、税金です。
税金を使って 助成するのならば、
現場で活かされなければ 意味がありません。
さっそく改善を求めたいと思います。

どの声も切実なモノばかりです。
だからこそ 真摯に耳を傾け、
この声を区政に反映させていかなければならないと
強く感じています。

2015 8 17

戦後70年談話

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

戦後70年を迎え、
安倍総理大臣は「戦後70年談話」を発表しました。

インターネットなどでも
談話の全文が公開されていますので
ここでは省きますが、
全体として バランスのとれた
非常に考え抜かれた談話だったと思います。

特徴としては、普段あまり触れられることの無い
欧米列強の植民地についても触れ、
多くの犠牲者に対して、
国の区別なく哀惜の念を表明しています。
20150817-iecor4itz_d8.jpg

そして なによりも
この談話の内容で評価したい点は、
未来志向である事ですね。
安倍談話は明確に
子孫が謝罪を続ける宿命を拒否しました。
当然の事でありながら、
今までの談話になかった一文です。

中国や韓国に対する戦後保証問題は、
日中共同声明や日韓基本条約で
すでに解決済みの話しです。
いつまでも過去に縛られ、
謝罪し続けることは
双方の国民感情をイタズラに煽り、
けしてプラスではないでしょう。

謝罪は済んでいます。
しかし 私たちは 謙虚な気持ちで
過去の歴史と向き合うことを忘れてはなりません。
だからこそ 我が国は、
積極的な国際平和に貢献すべきです。

安倍総理の談話は、
そう言う気持ちを 自然に呼起こすものだったと思います。

2015 8 13

娘が見えたもの

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

お盆の時期ですね。
故郷へ帰省されている方も多いと思います。

そもそもお盆とは。
先祖の霊や亡くなった近親者の霊を、
家に迎えてご供養する行事です。
ご先祖様が道に迷わず
良いお盆をお過ごしください
ちゃんと家に戻れるように
目印に迎え火をたいたりもしますね。

さて、この時期だからでしょうか、
昨日、2歳になる娘が
ジーッと天井を見つめ、おもむろに、
「おばあちゃん、いるね!」と指差しました。

さらに続けて、
「お墓のおじいちゃん(私の父)、抱っこ!」と
なにやら楽しそうに話しています。

よく子供が小さいうちは、
大人には見えないものが見える…と聞きます。
もしかしたら私の父や祖父母が
娘に会いに来てくれてるのかな~と、
しみじみ思いました。

毎日の仕事や生活に追われ、
ご先祖様に手を合わせる事も つい忘れがちです。
お盆の時くらい ゆっくりお墓参りに行って、
ご先祖様に日々の感謝をささげましょうね。