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2023 10 04

拉致問題の解決に向けた啓発決議

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

決算特別委員会総括の続きです。

令和4年5月、杉並区議会は、
拉致被害者の基本的人権を尊重する立場から、
「拉致問題の解決に向けた啓発決議」を議決しました。

しかし 岸本区政になって一年、
拉致問題解決へ向けた取組みが 全く感じられません。
私は委員会の中で、そのことを質しました。
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私の質問の中で、
区内の特定失踪者の人数を確認したとき、
岸本区長は まったく答える事が出来ませんでした。

拉致問題は 重大な人権侵害であるとともに、
我が国の主権に関わる問題です。
一日も早い被害者全員の帰国を実現し、
早期の問題解決を図ることが 求められています。

特に杉並区には
北朝鮮による拉致の疑いが払拭できない
“特定失踪者” と呼ばれる方が 4名存在しています。
決して他人事ではないのです。

人権問題は、LGBTQだけではありません。
拉致問題も、力強く取組まなければならない権問題です。

岸本区長には
そのことをよく自覚して頂きたいと思います。

2023 10 04

決算特別委員会 総括 第二弾

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

決算特別委員会総括の続きです。

当該年度は
10次に渡る補正予算が編成されました。
その中でも、補正予算(第7号)
指定管理者と施設再編整備の検証に際しての付帯決議は、
議会の意思として 非常に重いものだと考えています。

「指定管理者制度などの学識経験者選定について
公正、中立な方を選んでください。」
議会としてこのようにお願いをしました。
これが付帯決議の内容です。

しかし 区長選挙直後に
1時間以上にわたって岸本区長と面会をされていた方が
のちに 指定管理者 制度 検証の選定委員に選ばれるなど…
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中立性、公平性に疑問が残る点が発覚しました。

次に、専決処分した
杉並区一般会計補正予算(第10号)についてです。
これは、幼児教育の無償化に係る
国庫 及び 都支出金の返納金約2億円について、
必要な額を予算計上していなかったものです。
これだけの内容、金額にもかかわらず
議会に諮らず、専決処分したのです。

先ほどの付帯決議の件もそうですが、
どうも議会を軽んじているのではないか?
…と感じる点が 岸本区政においては、
多々 見受けられます。

行政と議会は、車の両輪です。
どちらが欠けても、
立ち行かなくなってしまうものです。
議会への報告を後回しにするなど
議会軽視とも言える姿勢で、
行政が先走ってばかりいると、
いつか そのシワ寄せが 区民に押し寄せるのではないか
…と危惧するものです。

区長におかれましては、
そのことを、今一度、
よく心に留めて頂きたいと申し上げました。

2023 10 04

決算特別委員会 総括

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

月曜日から決算特別委員会が始まっています!

会派幹事長の役をお預かりしている私は、
委員会決算審査に当たってトップバッターです。
令和4年度の全般的な総括、財務、
各主要施策について 総括的に伺いました。

まず、令和4年を振り返ると
2月、北京で冬季五輪が行われました。
そこで日本選手団は、
冬季大会で最多となる計18個のメダルを獲得しました。
また、サッカーワールドカップ(カタール大会)では、
強豪のスペインやドイツを撃破し、
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日本中を熱狂させた事が印象に残っています。

スポーツ分野が飛躍する反面、
奈良県での参院選応援の街頭演説中、
安倍晋三元総理が銃弾に倒れる、
7月14日に
新型コロナウイルスの一日の感染者数が
20万人を超えるなど、
衝撃的な出来事も 起きてしまいました。

また、急激な円安が進み、1ドル150円を突破。
物価高騰、食料品や生活用品の相次ぐ値上げ…など、
私達の生活に大きな影響を及ぼしました。

このような背景のもと、
7月の区長選で岸本区長が誕生しました。

これらの事を踏まえ、
当該年度の区財政の総括を確認しました。
区は、ふるさと納税の流出など厳しい中でも、
コロナ対策、物価高騰対策など10回の補正を行い、
区長交代でも区政の連続性、
財政健全化と持続可能な財政運営の考え方による
財政運営を行いました。
また、将来に備え目標額を上回る基金の積立を
行った事も確認できました。

物価高騰対策としては
地方創生臨時交付金を活用して、
区民・事業者に対する適切な支援につながったとの
認識を示しました。
しかし物価高騰が長期化する中、補助制度では限界。
中長期的な視点の取組も必要と考え、
国や東京都の動向、社会のトレンドを注視していく。
…との事でした。

令和4年度の区財政は、
経常収支比率、公債費負担比率は良いもので
コロナ禍でも健全性が保たれていたと判断できました。

2023 9 05

第三回定例会が始まります

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

9月11日から
令和5年第3回定例会が始まります。

今回の議会では、
「杉並区プールの衛生管理等に関する条例等の一部を改正する条例」
「杉並区空家等対策協議会条例の一部を改正する条例」
「杉並区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例」
「杉並区立公園条例の一部を改正する条例」などの
議案が上程される予定になっています。

また、
一般会計補正予算(第4号)も上程されます。
今回の補正予算は
地方財政法に基づく決算剰余金の1/2以上の
基金への積立のほか、
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子育て世帯や区内事業者の支援に係る事業等について
新たな事情や緊急性等の観点から
必要な経費が計上されています。

補正事業 … 42事業
補正予算額 … 85億2,200万円


主な内容としては。
財調調整基金 及び 施設整備基金への
新規積み立てに要する経費のほか
区内の公衆浴場、介護事業所、保育施設が
安定的に事業運営するための支援に要する経費等が
挙げられています。

さらに、給食費無償化のための経費、
9億4,000万円(令和5年10月~令和6年3月まで)が
計上されています。

だけど…光熱費高騰や物価高が叫ばれ、
区民の方や事業者の方々からは
「日々の生活が大変だ」「経営が苦しい!」
…との声が多い 今のこのタイミングで
9億円もの大金を 給食費無償化“だけ”に充てる事が
本当に妥当なのでしょうか…??

もちろん給食費が負担だ、
…と言う家庭もあるでしょう。
でも、そのようなご家庭に対しては、
就学援助と言うカタチで 学用品や給食費の補助が
すでに成されています。

それに、今、このタイミングで9億円を使うなら
まずは、区民生活の基盤を支えるような支援、
区内事業者を守るような支援に使う方が
良いのではないでしょうか。

何でもかんでも無償化する…と言うやり方には、
ちょっと疑問を感じます。

議会の審議を通じて、区の考えを質してまいります。

2023 7 10

安倍元総理一周忌

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

安倍元総理が凶弾に倒れてから、
早くも一年が経ちました。

安倍元総理がご逝去された7月8日、
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明治記念館で行われた
「安倍元総理の志を継承する集い」に
参加して参りました。

大会には 岸田総理大臣をはじめ、
高市早苗 大臣、櫻井よしこ 女史など
錚々たる顔ぶれが出席し、
安倍元総理との在りし日の思い出や
政界でのエピソードなどを語ってくれました。

その中でも 涙を誘ったのが、昭恵夫人の言葉です。

昭恵夫人は
「私も本当に悲しいけれど、
 怒りの感情を持つのではなく、
 恨みの感情を持つのではなく、
 主人が亡くなったことで奮起をしていただき、
 日本の国のために皆さんの力を合わせていただくことが、
 主人に対する供養だと思います」と語られました。

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きっと犯人に対して、
思うところはあるでしょう。
ある日 突然 家族を奪われたのだから、当然です。
でも、怒りや恨みと言った感情を乗り越えて、
日本の国のために 皆で一つになりましょう…と
呼びかける姿に、凛とした美しさを感じました。

安倍元総理は
戦後レジームからの脱却を掲げ、
「美しい国 日本」の再建を目指して、
8年8カ月もの長きにわたり首相を在任されました。
その間、本当に数多くのご功績を重ねてこられました。

一周忌にあたり、
衷心より 哀悼と感謝の誠を捧げます。
安倍元総理、本当にありがとうございました。