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2024 9 05

第三回定例会が始まります 第2弾

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今回の定例会では
補正予算(第4号)が予算が計上されます。

今回の補正予算は、
地方財政法に基づく決算余剰金の1/2以上の
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基金への積立のほか、
新たな事情や緊急性の観点から
必要な経費も計上されています。

主なモノとしては、
財政調整基金 及び 施設整備基金への
新規積み立てのほか
インフレスライド 及び 設計変更に伴う
高円寺図書館複合施設等へかかる追加の工事費、
新型コロナ感染症ワクチンの定期接種に伴う経費、
区立認可保育所等への事故防止カメラ設置にかかる経費
…等が挙げられます。

【概要】
補正事業 … 42事業
財源更正 … 1事業
補正予算額 … 95億863万5千円

【一般会計予算規模】
補正後の金額 … 2,379億円余

2024 9 05

第3回定例会が始まります

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

9月10日から第3回定例会が始まります。
今回の議会では
区長就任から 折返しを迎えた岸本区長の
公約達成度の検証も行われます。

区長公約の中には
「区長公用車廃止」を謳ったものがあります。
確かに 岸本区長になり、区長専用車は無くなりました。
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しかし、過去の委員会質疑の中で、
現在5台あるEV公用車の中で、
普通乗用車2台を 主に区長が専用利用している…
という 経理課長からの答弁がありました。

これは つまり
“区長専用車” と 名前が付くものは無くしたが、
区が所有する一般公用車のうち2台を
区長の専用車両的に使っている、と言う事です。

これって、
本当の意味での「区長公用車廃止」なのでしょうか。
言葉の誤魔化しのような気がしてなりません。

今議会では、
本当は達成できていないのに、
言葉のすり替え等によって
あたかも達成したかのような施策について、
しっかりと検証していきたいと思います。

第三回定例議会は
9月10日~10月16日までになります。
ぜひ傍聴にお越しくださいね!

2024 6 06

一般質問を行いました 第三弾

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

一般質問報告、第三弾です。

ここ10年、15年くらいを振り返ると、
下井草や永福の駅をはじめ、
ずいぶんと私鉄の駅が綺麗になり
改札へのアクセスが 良くなりましたね。

このように 私鉄の各駅で安全性、
利便性の向上が 進んでいる一方、
動きが止まってしまったように感じる駅もあります。
それが、浜田山駅です。

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令和3年、杉並区は
浜田山駅 南口側にある民間ビルを賃借、 整備し、
令和6年度に
浜田山駅南口通路 成をめざす計画がありました。
踏切を渡らなければ
改札口にたどり着けなかった 南側にお住いの方々は
「朝夕のラッシュ時、
 いつも待たされていたけど、これで解消する!」
「高齢で踏切を渡り切るのが一苦労だったけど、
 これで安全に駅に行ける!」
と、大変に喜んでいらっしゃいました。

しかし令和5年2月になり
地権者との協議が 上手く折り合わなかった等
…との理由で、
この計画は、事実上、とん挫してしましました。

長年にわたり、
ずっと 待ち望まれていた 駅南口の整備。
やっと安全な駅利用が出来る…と
盛り上がっていただけに、
この計画のとん挫は、
地域の方に 大きなショックをもたらしました。

相手の方がいらっしゃることなので、
「交渉を再開できるように、
 杉並区は 頑張って下さい」と言っても、
すぐに どうこう出来る話ではありません。

しかし、
いずれタイミングを見て 交渉を再開する…なんて、
悠長に構えている間も
浜田山にお住いの方は 開かずの踏切に 苦労されています。
特に、朝夕のラッシュ時、
開かずの踏切を待ちきれずに、
踏切をくぐって 渡ってしまう学生さん、
ご高齢で ユックリとしか歩けない方や
車イスの方が 踏切を渡る際の安全対策は、
待ったなしの課題です。
なにか重大な事故が起こってからでは、遅過ぎます。

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地域の安全を 最優先に考えるならば、
地権者さんとのパイプを残しつつも、
新たな 南口整備の候補地の調査をするなど、
柔軟で 多角的な視点が 重要です。

そこで私は、
杉並区に対し 代替地も含めた南口整備について、
自多角的な視点を持って 調査しているのか、を
質しました。

踏切による 交通渋滞や 踏切事故の危険性を解消すること
地域の利便性と 安全性を向上させることは、
基礎自治体の責務でもあります。

質問の締めくくりとして、
岸本区長が思い描く 浜田山駅南口の未来図を伺いました。
岸本区長は、一切答える事が出来ませんでした。

区長には
浜田山駅に対するビジョンがないのでしょうか。

岸本区長は 杉並区外のイベントや講演会には
積極的に 参加しているようですが、
課題を抱える区内の地域には 足を運ばないようです。

そもそも基礎自治体の首長である 岸本区長に求められることは、
杉並区外のイベントや講演会に 足しげく参加することではなく、
杉並区が抱える 喫緊の課題に 真摯に取組む事です。
映画等に出ている暇があったら、
もっと区内の課題に 目を向けて欲しいと思います。

2024 6 05

一般質問を行いました 第二弾

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

一般質問ご紹介の続きです。

「杉並区の教材について」の中で、
教科書採択だけではなく、補助教材についても 質問させて頂きました。

教科書は、なによりも中立性が大切です。
そして、公立学校における学習においては、
広い視野を持って 一つの意見・見解に偏らない事が
重要であると考えます。

しかしながら
杉並区立のある小学校の授業の中で、
ある絵本を使って、
「太平洋戦争は 日本が始めたものであり、
朝鮮、韓国、中国、東南アジア諸国 および
南方諸島の多くの国の人に
日本人が苦しんだ以上の 苦しみを与えたことを
忘れてはならない。」と、
言う見解だけを 子供達に紹介する、
…と言う授業が行われました。

戦争での悲惨さやひもじさを
考えさせる題材として 絵本などを使う事は、
良いと思います。
しかし 先の戦争を、
侵略戦争と言う人もいれば、自衛戦争と言う人もいます。
この点については、
専門家の間でも 見解がわかれているところです。

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そもそも歴史は、それぞれの立場、
その時々の時代背景や社会情勢などによって、
正義や価値観などが 大きく変わります。

そのような事を 一切 教えずして、
一方の歴史的 認識、一方の正義だけを取上げ
子供達に教えると言うのは、
著しくバランスに欠けている、と言わざるを得ません。

先の大戦を
我が国が「東南アジア諸国の人に苦しみを与えた」
…と言う見解があると 子供達に教えるのならば、
同時に、
「先の大戦は 我が国の自衛戦争であり、
アジアの国々を 欧米による植民地支配から解放し、
東アジアの共存共栄を掲げた戦いであった」
…と言う 見解がある事も シッカリと教えるべきでしょう。

その両方の見解を基に、
「同じ出来事なのに、
どうして全く違う意見があるのだろう?」と、
子供達に 知的好奇心を抱かせ、
子供達が 自ら本や資料を読み、考え、
そして 自分なりの答えを出せるよう 導いていく。
これこそが、教育の有るべき姿ではないでしょうか。

特に 歴史など 意見が分かれる事柄については
より慎重に資料や教材を選び、
どちらか一方の意見を 子供達に押し付けるようなマネは
決して するべきではないと考えます。

この事は文部科学省の
「学校における 補助教材の 適切な取扱いについて」
(H27.3.4 付け通知)にも 書かれています。

そこで、区立小学校において、
著しくバランスを欠いた学習があった…との
指摘を行い、区教委の姿勢を質しました。

また、歴史的に意見が分かれる事柄については
双方の意見を、偏りなく教える事が重要です。
当区でも、
このような点には 特に配慮して指導すべきとの指摘も
一般質問の中で 行いました。

2024 6 04

一般質問を行いました

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

本日、一般質問を行いました。

内容は
① 杉並区の教材について
② 安心安全な街づくりについて(特に 浜田山駅南口の整備)
です。

今日は「①杉並区の教材について」ご紹介させて頂きます。

今年の8月、
中学校で使う教科書採択が行われます。
学校で使われる教科書は、
学校教育法により、民間で著作・編集された図書について、
文部科学大臣が 適切か否かを審査し、これに合格したもの、
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つまり「教科書検定に合格した教科書」から選ばれます。

一般的に、検定を通った教科書は、
文科省の基準を満たしているのだから、
どの教科書を選んでも 問題はない…と思われがちです。

しかし昨年、
「東京書籍」が発行した「新 高等 地図」で、
約1,200か所も 間違った記述があったことが 発覚しました。
教科書検定にも合格していた この教科書は、
令和4年4月から 高校1年生が使用しており、
同社が 訂正済みの教科書を 再配布する異例の事態となりました。

このように
多くの誤記載があった教科書を 合格させる一方で、
自由社の 中学生用 歴史教科書は、
約400カ所の誤記載を理由に
一発不合格になっています。
東京書籍の1/3の誤記にもかかわらず、
なぜ このような事態になったのか。
検定では、何を基準に、どこを見て、合否を決めていたのか?
教科書検定は、本当に公平に行われているのか?
甚だ 疑問に思います。
また、検定に通った教科書ならば、
どの教科書を選んでも大丈夫!とは
言い切れないのだなあ…と、強く感じる事案でした。

このような事態を受け、
教育長に 教科書採択における 公平性を伺うとともに、
教科書採択 直前の6月に、
任期満了を迎える教育委員が居ること。
教科書採択への影響はないのか??と言う事を、
区教育委員会へ 確認させて頂きました。

また、学習指導要領によれば、
歴史を学ぶ 大切な目標のなかに、
「我が国の歴史に対する愛情」や
「国民としての自覚」を育むこと、
「歴史上の人物と 現在に伝わる 文化遺産を尊重」する精神を
養うこと…とあり、
教育委員会が作成する「選定資料の項目」に
当然ながら この目標が 据えられなければなりません。

しかしながら、
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都内のある区の「調査 研究 委員会」の選定理由を見ると
●東京書籍は「各章の初めに カラーの資料写真を駆使し、
その章で学ぶ 主な内容が 概観できるようになっており、
導入に便利」
●帝国書院は「ほぼ全ページに地図が配置されており、
生徒に具体的なイメージを捉しやすい」

…などと、
各教科書の「見た目」についてしか 書かれておらず、
「我が国の歴史に対する愛情」などについての記載内容が
十分か、否か…と言う観点が 抜けているように感じます。

ページのレイアウトや
イメージしやすい写真を使うことも大事ですが、
「学習指導要領」に沿った内容に なっているか どうか、が
何よりも重要と考えます。

杉並区で教科書を選ぶ際には
教科書のレイアウトの良し悪しや
写真が多い少ない…と言う点だけでなく、
「我が国の 歴史に対する愛情」や
「国民としての自覚を育むこと」、
「歴史上の人物と 現在に伝わる文化遺産を尊重」する精神を養う
…と言う
「学習指導要領」の目標に 十分 沿った内容であるか。
そのために、どのような工夫を行っているか…と言う点に、
重きを置いて 選んで欲しいと考えます。

この点について、区教委の見解をうかがいました。