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2016 3 16

婚姻歴のないひとり親に対する“寡婦(夫)控除をみなし適用”

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日で第一回定例議会が終了しました。
上程された議案
すべてが可決成立いたしました。

さて、新年度予算の中で
会派内で議論があった議案や施策などを、
今日は ご紹介したいと思います。

「ひとり親家庭への支援」 予算額63,498千円
ひとり親支援の取組みの一つに、
婚姻歴のないひとり親に対する
“寡婦(夫)控除をみなし適用” があります。

婚姻歴のないひとり親に対する“寡婦(夫)控除をみなし適用”
寡婦控除制度が
「経済的に困窮している
  ひとり親世帯を、経済的に支援する」
…と言う 制度 本来の趣旨を鑑みると、
我が会派も 一定の理解を示すものです。

しかし 子供が生まれるには、
当然のことながら 父親と母親が必要です。
子供を授かった両親は、子育てに責任を持ち、
親としての自覚を持ちながら、
その役割を果たすことが 何よりも大切です。

また、子供にとっても、
法的・社会的に認められた家庭の中で、
両親の深い愛情の下に養育されることが 最も良いと考えます。

仮に ひとり親になる事が避けられなかった場合でも、
養育費や面会交流などを通じ
“両親が子育てに責任を持つ” 事を促し、
家庭や家族の大切さを忘れないで頂きたいと思います。

私達は このことを再三申し上げ、
十分に 考慮して取組んで頂くよう 区に要望致しました。
すべての子供が 夢と希望を持って
健やかに成長してくれるよう 取組んでまいります。

2016 3 15

予算特別委員会・意見開陳

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日は予算特別委員会の最終日。
委員会付託された議案について、
各会派の意見や賛否を表明する日です。

私は 杉並区議会自由民主党を代表し、
議案第31号 平成28年度 杉並区一般会計予算案、
杉並区議会自民党を代表し、意見開陳を行いました
同 補正第1号、各特別会計予算案
委員会に付託された関連諸議案について、
賛成の意見を述べました。

杉並区の一般会計予算は
補正予算を含めて1,720億1,600万円と、
前年度と比べ 70億200万円(4.2%)の増、
特に 予算訂正後の
保育 施設 整備費は33億2,836万円となり、
いずれも 過去 最大規模となりました。
一般会計と特別会計の総予算額は、
2,893億2,463万円余となり、
前年度と比べ 106億円余の増となっています。

区債の発行は 37億円を予定、
増加の内容は 建設債となっています。
基金残高は 増加しています。
区は 基金と区債を バランスよく活用し、
財政の健全性を確保しつつ
活用することを要望いたしました。

予算特別委員会・意見開陳
関連議案については、
減災対策や地域振興・活性化策、
子育て施策や高齢者や障害者福祉の向上、
就学前教育と学校部活動の充実…などなど、
我が会派からの 政策提言も
あわせて述べさせて頂きました。

いよいよ明日は議会最終日です。
新年度予算の大切な採決が行われます。
ぜひ傍聴にいらして下さいね!

2016 3 11

3.11から五年

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

東日本大震災から5年目を迎えます。

この5年で復興は
だいぶ進んだように見えますが、
一方で 未だに甚大な被害の爪痕が
深く残されている地域も 少なくありません。

3.11から五年
東日本大震災は
大きな被害をもたらすとともに、
私達に 貴重な教訓を残しました。
私達は尊い犠牲のもとに得られた教訓を、
しっかりと活かしていかなければなりません。

杉並区は
東日本大震災を風化させることなく、
震災から学んだ経験を
具体的な防災活動に生かして、
より安全・安心なまち杉並を目指すため
新年度予算の中で
「減災対策等の充実」を重点施策の一つに
掲げています。

狭あい道路拡幅整備条例を改正し、
拡幅整備の加速に取組みます。
特に 青梅街道など
特定緊急輸送道路沿道の耐震化、
木造住宅密集地域内の不燃化・耐震化に重点が置かれ、
安心安全の 防災まちづくりを進めていきます。

昨日、行方不明から5年目にして 身元が判明し、
ご家族のもとに帰った方がいたとの
ニュースがありました。
やっと帰れたのね…と思うと、涙が出ました。

いまだ2561人もの方が行方不明です。
この方たちが一日も早く見つかり、
ご家族のもとに帰れることを、
そして 東北の一日も早い復興を 心から祈っています。

2016 3 10

高齢者施策

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

高齢者虐待防止法が出来て10年。
しかし、高齢者に対する虐待は
未だに増加傾向にあると言います。

厚労省によると、
全国の自治体が26年度に確認した
高齢者虐待は1万6,039件もありました。

そこで私は、
高齢者施策
高齢者施策の向上を願い 質問に立ちました。

Q.高齢者虐待の原因を
 区はどのように分析しているのか?
A.介護者の負担の問題など様々な要因があるが、
 介護者の認知症に対する理解不足が大きいと
 考えている。

Q.区内施設での高齢者虐待の実態は?
A.区でも実態調査を行っています。
 シーツで車椅子に拘束した例など、
 23年度では8件ありました。

Q.区の虐待防止対策は?
A.通報や相談があった場合、速やかに現地に赴き、
 原因究明を行い、再発防止策を協議する。
 未然防止策として
 毎年 施設職員への研修を行っています。

高齢化社会の急速な進展に伴い、
介護施設では慢性的な職員不足が続いています。
そこで杉並区は、
介護従事者の負担軽減につなげるため
「介護ロボット」を導入支援を始めます!

「心が必要な仕事」は引き続き介護職員が担い、
車への移乗などの「力仕事」はロボが行うことで、
高齢者にとって快適で、
介護職員にとって働きやすくなることが 期待されています!

2016 3 08

予算特別委員会開催中!

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

ただいま議会では
28年予算特別委員会の真っ最中です!

区が示した来年度予算案に対し、
各議員が その妥当性や予算配分について
質疑を行っています。

私も昨日、
防災に関し 質問に立ちました。

予算特別委員会開催中!
大規模災害では、
行政、区民、民間企業などが
力を合わせて対処する必要があります。
杉並区では 自治体間の相互援助協力をはじめ、
警察や消防、自衛隊や各種団体、民間企業など
さまざまな機関との協力体制を整備しています。

私は 区がどのような観点から
災害時協力協定がしているかを確認しました。

区からは
区の要因や備蓄などで帯なえていない部分、
医療救護、食料や燃料の調達、
障害物除去、支援物資の輸送の観点で
協定を締結しているとの答弁がありました。

今後の協定締結としては、
広域避難場所での避難者支援、
遠方自治体との相互援助協定、
消防水利の深井戸の活用…などを
検討していくそうです。

また、
高齢や障害などにより
自力では避難行動や避難生活が困難な方を、
地域で支えてゆくための支援として
「地域のたすけあいネットワーク(地域の手)」
と言う制度があります。

3.11直後は この登録が急激に伸びましたが、
今、登録者数は 横ばいの状態。
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区は 年一回の個別勧奨や
ケア24、広報での呼び掛けにより、
必要な方に 必要な支援が届くよう
今後も進めていく旨の答弁がを確認しました。

また、お腹の大きな妊婦さん、
赤ちゃんを抱えたママへの支援も
忘れてはいけません。
災害時の妊産婦への支援は、
私がずっと訴えてきた施策の一つです。

この事を踏まえて 区は、
リーフレット『妊産婦の災害時の備え』を作成。
昨年12月から 母子手帳交付時に、
一緒にお渡しするようになりました。

災害は日頃からの備えが大切です。
いざという時にあわてずに行動できるよう、
区も、地域も、そして私達も、
緊張感を持った取り組みが必要ですね。