ブログ

2018 9 06

北海道で震度6強

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日の未明、
北海道で震度6強を観測する地震がありました。

震源に近い厚真町では
大規模な土砂崩れが発生し、
約20人の安否が確認できていない模様です。
20180906-_________.jpg
(9月6日 午前10時現在)

北海道電力によると
道内の広範囲にわたり停電が発生。
世耕弘成経済産業相は
午前中をメドに復旧するよう
北海道電力に指示しましたが、
今のところ まだ停電が続いているようです。

また、病院などの重要施設に対し、
電源車を派遣して電力供給するよう
北海道電力に指示するとともに、
東北電力に対し北海道電への電源車派遣を要請し
支援を求めています。

停電によって テレビが見られず、
地震の情報が届いていない可能性があります。

もしこのような状況下で
北海道にいる家族や知人に 連絡を取るならば、
電話よりも
比較的 繋がりやすいSNSやメールを活用し、
安否確認や情報提供を行うようにしましょう。

2018 9 05

町田市・ひきこもり者支援

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

先日、会派の仲間の議員と一緒に
「ひきこもり者支援について」町田市を視察してまいりました。

ひきこもり。
最近、よく耳にするようになりました。

厚生労働省が定める “ひきこもり” の定義とは
・様々な要因の結果として
 就労や就学などの社会的参加を回避している状態
・目的があれば外出するが、
 家族以外の人との 親密な交流がない状態
このような状態が6か月以上続き、家に留まっている

状態です。

町田市・ひきこもり者支援
そして 東京都が平成19年に実施した調査では、
都内の若年者(15~34歳)のうち
0.72%(約2万5千人)が
ひきこもりの状態にあると推計されています。

この事を受け 町田市では
「町田市ひきこもり者支援」をスタート。
福祉や保健医療、教育機関、就労の
各分野関係者が 定期的に集まって
「ひきこもりネットワーク会議」を開き、
包括的に必要なサービスや支援を行っています。

ひきこもりの当事者は、
誰よりも将来に対して不安を抱え、
そして 自信を失っていのだと思います。
また、ご家族も同様に悩んでいます。
だからこそ、その人に寄り添った
丁寧な支援が必要なんだと感じました。

若年者の引きこもりを放っておくと、
大人になっても その状態が続き、
親亡き後には 生活保護になる可能性が高いです。
これは 貴重な生産労働人口が減るだけでなく、
扶助費(生活保護費)の増大にもつながり、
基礎自治体の財政にとって 由々しき問題です。
自治体としても、早急な対策が求められます。

町田市の取組みを
ぜひとも杉並にも活かしていきたいです。

2018 9 04

第三回定例議会が始まります

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

9月10日(月)~10月16日(火)の日程で、
第三回定例議会が開会予定です。

今回は 区長選挙が終わってから、
初めて開かれる 議会となります。
第三回定例議会が始まります
そこで議会初日には
田中良区長による「区長所信表明」があり、
その表明の内容を受けて
各会派による 代表質問が行われる事となります。

また 9月14日の本会議終了後には、
総合計画・実行計画など
6計画に対する全員協議会が、
10月2日からは
平成29年度決算に対する特別委員会が
開かれる予定であり、
とっても盛沢山な議会となりそうです。

今議会では、
私も一般質問を行う予定です。
質問の内容は
「1.国旗について
 2.子供の安全対策について
 3.女性の健康対策について」。


ぜひ傍聴にいらしてくださいね♪♪

2018 8 28

東京都子供家庭総合センター視察

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日は 小宮あんり都議、
会派の仲間の議員と一緒に
新宿区にある「東京都子供家庭総合センター」へ
視察に行ってまいりました。

東京都子供家庭総合センターは、
「東京都児童相談センター」、
「東京都教育相談センター」及び
「警視庁新宿少年センター」の3相談機関が、
東京都子供家庭総合センター視察
それぞれの専門性を活かしながら連携し、
児童虐待、不登校、非行、発達障害、自傷・自殺予防、
いじめや犯罪の被害者の心のケア…など、
様々な問題を抱える子供と家庭を 支援しています。

この中で 特に印象的だったのが、
やはり虐待による一時保護の事でした。

児童相談所は、
区市町村の 子供家庭支援センターなどとは違い、
虐待が疑われる家庭への立ち入り調査や
緊急に保護を必要とする場合の一時保護など、
ある一定の 法的権限を持っています。

また、区市町村の支援センターが
親子関係が おおむね良好である事を前提に、
親子が楽しむ、親子が近づける
…と言った事を 目的としているプログラムに対し、
児童相談所では
意図的に 親御さんとの距離を保ち、
場合によっては 対立することも辞さない
東京都子供家庭総合センター施設内
(虐待やネグレクト等が著しい場合、
 親の意に反してでも 親子を引き離し
 子供を児童養護施設等へ入所させるために
 親権停止を家庭裁判所に申し入れます。
 なので、保護児童の親と 激しく対立する事も
 間々あるそうです。児童福祉法28条)
…と言う 強固な姿勢を持っています。

でも、家族再統合のための援助事業として
虐待により分離した親子に対する
心理的・医学的な専門援助も
ちゃんと行っているとのことでした。
↑これを聞いて、安心しました!

昨今、子供と家庭を取り巻く環境は
厳しさを増しています。
例えば、都内で発生している虐待件数は、
平成14年に 1,802件だったのに対し、
平成29年には 11,635件と 大幅に伸びた事からも
その事が言えると思います。

児童福祉法改正を受け
東京23区では 児童相談所(児相)を
設置できるようになりました。
しかし、人材育成、地域資源活用の課題など、
まだまだハードルが高いと言えるでしょう。

だからこそ、
各々の機関の役割分担と連携が、重要だと感じました。
子供の健やかな成長を願って、これからも取組んで参ります。

東京都児童相談センター
電話 03-5937-2302

2018 8 21

第二回臨時議会~杉並区肺がん検診外部検証等委員会条例~

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日と明日、第二回臨時議会が開かれます。

今年の6月、
区内医療機関で行っている
杉並区がん検診において、
肺がんの「見落とし」と言う
あってはならない事案が発生し、
区内在住の40代の女性が お亡くなりになりました。

40代と言う若さで亡くなられた方の無念を思うと、
20180821-_______________.jpg
本当に言葉がありません。
今回 起きてしまった事案を重く受け止め、
区は抜本的対策を講じ、
再発防止に努めるために
外部の学識経験者(4名)による
検証委員会を設置することとなりました。

今回の臨時議会では、
検証委員会設置のための議案
「杉並区肺がん検診 外部検証等委員会条例」が
保健福祉委員会に上程されました。
また、検証委員会にかかる諸経費が
補正予算として計上され、総務財政委員会で審議されました。

今回の事案を受けて
「杉並区がん検診 精度管理連絡会」での
在り方を見直すだけでなく、
外部の学識経験者で構成する
外部検証委員会を設置することは、
今回の事案の原因究明だけでなく、
これまでの区がん検診が抱えている課題を
見直す事にもつながると考えられます。

しかしながら 今回の事案については、
原因は一つではないと考えています。
20180821-_________.jpg
いろいろな機関の
ほんの少しの 些細なほころびが重なり、
今回の不幸な結果を招いてしまったと思います。

亡くなった方は まさに命をかけて
私たちに その事を教えて下さいました。
だからこそ 関係機関が密に連携し、
「区民の命を守るんだ」と 言う自覚と責任、誇りをもって
区民検診に取組んで頂きたいと思います。

亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、
二度と このような事が起きないことを強く要望し、
私は 保健福祉委員会で賛成をいたしました。