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2019 3 14

民泊事業の質問

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

予算特別委員会の保健福祉の款で
「民泊事業」について質問しました。

昨年からスタートした民泊事業。
区内には 平成31年1月末現在で161軒、
(高円寺地域42軒、方南和泉地域33軒、
 西荻地域26軒、阿佐谷地域21軒…)
民泊事業が行われています。

しかし、
未だに地域の方からは
「不特定多数の人が 近隣の家に出入りする事に
不安を感じる」と言った声が聞かれます。
実際、民泊の申請は許可制ではなく、届け出制。
書類さえ不備なく揃えば、
一度も区に足を運ばなくても、
インターネットからでも、届出が可能です。

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そう言った地域の不安を払拭するため、
杉並区では 一度は事業者の方に
区の担当部署に足を運びんで貰い、
どのような事業者で 緊急連絡先はどこか?
…と言ったことを 把握するように努めています。

このような区の取組みについて 観光庁は
「民泊に関する届出手続きが煩雑」で
かつ、手続き、手順、書類添付が多い
「不適切な運用」であると指摘し、
『行政手続法に違反する恐れがある行為』と
環境庁ホームページに 名前を公表しました。

でも
杉並区のような住宅地の中で
地域の理解を得ながら、
旅行客を 安全に宿泊させるためには、
それなり手続きや添付書類が必要なのは
当たり前ではないでしょうか。

国は出来るだけ規制を緩め、民泊を推進したい。
しかし 地域にすれば、
不特定多数の方が 入れ代わり立ち代わり
隣の家に出入する事に 不安を覚える。

当然 杉並区は、
地域で生活する区民の安心安全が第一です。
また、地域にとって安心安全な住宅宿泊事業こそ、
旅行者も気持ちよく過ごせる施設でしょう。
条例やガイドラインは、
区民の皆さまの声を 反映させて策定しており、
国から緩和を求められても
一定のルールや制限を 緩めるべきではありません。

私はこの事を 強く区に要望しました。

2019 3 08

予算特別委員会での質問

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

予算特別委員会が始まっております。
31年度予算、その関連に関して、
一問一答で質問できるので、
とても突っ込んだ(?)質疑が出来ます。

さて、
昨日は私も 男女共同参画について、
質問に立ちました。

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男女共同参画は
平成11年、
男性も女性も、意欲に応じて、
あらゆる分野で活躍できる社会を目指し、
政府が立ち上げたものです。

当区でも 意欲的に取り入れて来ました。
しかし、この男女共同参画の活動の中に、
一部、政治的中立を欠いていると
指摘せざるを得ないものがあります。

たとえば 区が発行・編集している
「杉並区男女共同参画関連団体活動記録」。
この中には、男女共同参画関連団体の
活動の報告なども載っています。

それぞれの団体さんが、
精力的に活動されているンだな…と
言うのが 伝わる内容です。
ただ、読み進めて行くと 活動報告の中に
「『アベ政治を許さない』のスタンディングアピールで、
 宣伝・署名活動をしている」とか
「安倍政権の下での9条改憲は、平和を脅かす愚行」とか、
「安倍政権は集団的自衛権行使を容認し…中略、
 戦争する国作りを進めている」…と言う
記述が見られます。

これは、明らかに「政治的中立」を逸脱しており、
区が区民の税金を使って発行する冊子として、
本当にふさわしい内容でしょうか。

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この冊子を読んだ ある区民の方たちは、
「杉並区が編集・発行している冊子が、
 こんなに政治的に偏っていて良いの?」
「私たちが納めた税金が
 こんな政治的中立を逸脱した冊子を作るのに
 使われているなら、もう税金なんて払いたくない。」
…このように おっしゃっていました。

区が掲げる「男女共同参画」とは
性差を理由に就職や進学の機会が
不当に奪われることのないように。
そして 男性も女性も お互いを尊重して、
ともに手を携えて 社会を築いていけるように。
そう言った願いを込めて 立ち上がった筈です。
このように疑義が持たれるような内容では、
いけません。

私は質疑の中で このことを指摘し、
杉並区からは
「問題がある事を認め、検証する」と約束を取り付けました。
良いところは推進し、改善するべきところは しっかりと正す。
今後も この視点で、取組んで参ります。

2019 3 02

区民生活委員会の陳情

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今議会の陳情で 多く出されたのが
LGBTに関するもので、
3本、区民生活委員会に付託されました。

その内容は
パートナーシップ制度制定も視野に、
LGBTの理解促進を訴えるもの。
パートナーシップ制度の制定に関しては、
国の動向に合わせて 進めるよう訴えるもの。
パートナーシップ制度の制定には
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慎重であるべき…と訴えるもの。
…と言った 三者三様の内容で、
区民の中にも さまざまな意見があるのだな、と
感じた次第です。

我が国は古来より、
性的指向・性自認の多様な在り方について、
寛容でありました。
明治維新以降、
西洋化の流れの中で同性愛がタブー視され、
違法とされた時期もありましたが、
歌舞伎の女形など
性別に固定されないあり方を楽しむ文化が
伝統芸能の中に息づいている事からも、
性的指向・性自認の多様な在り方が
受容されてきた歴史が 我が国にはあります。

しかしながら、現在、
性的指向・性自認の多様な在り方について、
社会の理解が進んでいるとは、必ずしも言えません。

性的指向・性同一性に悩む当事者の方々が
社会的に受け入れられにくく、
自己肯定感を持ちにくいこと、
教育や雇用などの現場において
いじめや不利益の対象にされやすいこと、
その結果、自殺などの不幸な結果に繋がりやすいことは、
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たびたび指摘されています。

このことは
性的指向および性同一性の多様性に関する知識が、
国民に広く普及していない事によるものと考えています。

したがって、
パートナーシップ制度云々の議論を
拙速にすすめる前に、
まずは社会において、
性的指向 および 性同一性に関する
知識の理解促進を図る事が、
当事者の困難の解消につながるのではないでしょうか。

誰もが 差別や偏見にさらされることなく、
安心して、自分らしく生きられるまちの実現を目指し
邁進して参ります。

2019 2 15

第一回定例議会

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

2月12日から3月15日の日程で、
杉並区議会第一回定例議会が始まりました。

今議会では、
まず区長から 31年度の予算編成方針説明があり、
それを受けて 各会派からの代表質問が行われました。
その後、各議員による一般質問が続いています。

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31年度の当初予算(案)を、
新たな時代に安全・安心を貫く予算と名付け、
1.災害に強く安全・安心に暮らせるまち
2.暮らしやすく快適で魅力あるまち
3.みどり豊かな環境にやさしいまち
4.健康長寿と支えあいのまち
5.人を育み共につながる心豊かなまち
…を項目に掲げています。

基本的な考え方として
区民の位の安全安心を向上させるため、
防災・減災対策の推進、振り込め詐欺対策の充実、
がん検診の精度管理の向上、保育施設等の整備、
児童虐待対策の強化、子供達の教育環境の向上…など、
区民福祉の向上に重点を置いています。

当初予算規模は 一般会計予算で
1,890億6,500万円となり前年度比5.1%増と
なっています。

また、今議会では
予算特別委員会が設置され、
各分野において 詳細な質疑が行われます。

ぜひ傍聴にいらして下さいね♪

2019 1 01

謹賀新年

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

明けまして
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おめでとうございます!

今年はイノシシ年ですね。
そして、いよいよ今年の5月には
今上天皇陛下が御譲位され、
新帝陛下の御即位あそばされます。

それにともない元号も新しくなります。

元号とは ある一定の年代につけられる
“称号” の事を指します。
645年の大化の改新の時に使われた
「大化」が 元号のはじめと言われています。

元号が変わる…と言えば
天皇陛下が変わられるとき、
つまり 御代替わりの時 と思われがちですが、
実は この「一世一元の制」になったのは
明治以降のこととなんですよ。

それ以前は
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天皇陛下が変わられなくても
大災害や戦乱、お祝い事があったタイミングなど
“験担ぎ” 的な要素で
けっこう頻繁に改元されていたのだとか。
(知りませんでした!)

新元号は
改元一か月前の 4月1日に発表されます。
どのような元号になるか、今から楽しみですね。

今年一年が 皆さまにとって
素晴らしい年になりますように……。