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2019 12 09

定例会が終りました

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

12月6日で、
杉並区議会第四回定例議会が閉会しました。

今議会では
「天皇陛下御即位賀詞決議」が出されました。

令和元年5月1日、
日本国憲法 及び 皇室典範 特例法の
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定めるところにより
今上陛下が 皇位を継承されました。

この事を受け、
5月9日、衆議院本会議において、
5月15日、参議院本会議において、
「天皇陛下御即位を慶祝する賀詞」が、
我が自由民主党をはじめ、
公明党、立憲民主党などの 全会一致で議決されました。
平成の御代替りの際、
賀詞に反対した共産党も 今回は賛成したとの事で、
新帝陛下の御即位直後に賀詞を議決するのは、
憲政史上初めてのことと 言うことです。

また、地方地自体においても、
相次いで 天皇陛下御即位に関する
賀詞決議が出されています。

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東京23区では、11月末の時点で
新宿区、江東区、荒川区 以外の区で、
賀詞決議が出されています。
そして 杉並区では、
区民から陳情が提出され、
総務財政委員会での採択を経て、
議員提出議案として 賀詞決議が出されました。

思い起こせば
御皇室と杉並区の関係は深く、
平成12年には 社会福祉法人「聖友ホーム」を、
平成16年には 社会福祉法人「済美職業実習所」を、
翌17年には 社会福祉法人「浴風会」を
上皇・上皇后陛下がご訪問されました。

また、
今上陛下の皇太子時代には 雅子妃殿下とともに
平成28年社会福祉法人「浴風会」へ 足をお運びになり、
そこに集った一人ひとりと 親しく言葉を交わされました。
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杉並区民として 本当にありがたく、
深く感謝申し上げる次第です。

上皇陛下、今上陛下におかれましては、
いかなるときも 国民と苦楽を共にされ、
常に 国民に寄り添って来られました。
そして、国家の安寧と世界の平和を 祈り続けて来られました。

このような陛下のお姿に、
多くの国民が感謝し、時に 励まされて来ました。
各級議会において こぞって賀詞決議が出されているのも、
このような陛下のお姿を拝し、
国民の “奉祝に対する機運が 高まった事によるもの” と
確信しております。

世界に類を見ない 悠久の歴史を持つ御皇室、
そして、日本の伝統文化を
次の世代へ受け継いでいく意味でも、
区民の皆様とともに
私達区議会としても 奉祝の意を表したいと思います。

2019 11 15

大嘗祭

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

昨日11月14日・15日の両日、
天皇陛下の皇位継承に伴う祭儀の中で
もっとも重要な「大嘗祭」が、
厳かな中で 斎行されました。

この「大嘗祭」では、
栃木県の「悠紀田」や
京都の「主基田」で収穫された 新穀をはじめ、
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「庭積机代物」として納められた
全国各地の特産品などをお供えし、
国家 国民の安寧と五穀豊穣を
天照大御神をはじめとする神々に祈念されました。

しかしながら、
一部で この祭祀に反対の方もいるようです。
税金の使い方云々…と言っておられるようですが、
神殿を建てる事で 宮大工としての技術が継承され、
悠久の歴史の中で 受け継がれてきた
素晴らしい 伝統や文化を 未来に継承できるのです。

これは
日本国の文化の継承であり、
象徴天皇としての公事と言うことが出来ます。
私は ぜひこの祭祀を守って頂きたいと思います。

昨今、災害が多くなった時代だからこそ、
国の安寧と五穀豊穣を お祈り頂くことは、
大変に有難いこと…と感じます。

ここに 改めて、
30年以上にわたる御在位の間、
常に 国民の幸せと世界の平和を願われ、
いかなる時も 国民と苦楽を共にされて来られた
上皇陛下に感謝を申し上げるとともに、
今上陛下の御即位と 新しい御代の幕開けを お祝い致します。

2019 11 12

令和元年 第四回定例議会が始まります

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

11月19日(火曜日) 午後1時から、
令和元年 第四回定例議会が始まります。

一般会計補正予算 第四号では、
補助金不正受給に係る商店街から
区への補助金返還金等の歳入のほか、
「(仮称)子ども子育てプラザ高円寺」の
整備に関する経費や
特定空家等の除却に要する経費、
狭あい道路拡幅整備助成に伴う追加経費などが
上程される予定です。

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今回の議会で
大きな課題の一つとなっているのが、
補助金不正受給に係る商店街の問題でしょう。
当該商店街からは
東京都・杉並区負担分の補助金の返還金、
それに伴う 法定利息分、
不法行為に基づく 損害賠償金を請求。
合計すると、29,446,000円になります。

街の いち商店街に
こんな金額が払えるの!?と言う気もしますが、
投入された税金が 不正に使われていた以上、
キチンと清算して頂かなくてはなりません。

この件に関しては、
11月25日に連合審査会が開かれ、
話し合われる予定です。

私も 今回、
「天皇陛下御即位に関する奉祝行事について」
「杉並区の危機管理体制について」
…の二つのテーマで、一般質問する予定です。

ぜひ 傍聴に来て下さいね!

2019 11 10

天皇陛下御即位奉祝国民祭典

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

昨夜、天皇陛下の御即位を祝う
「天皇陛下御即位奉祝国民祭典」が皇居前広場で行われ、
私も奉祝委員の一人として 参列させて頂きました。

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祝賀式典には
全国より 老若男女3万人を超える人が参加。
会場に集まった人たちは、
「奉祝」と書かれた提灯と国旗を手に
御即位をお祝いしました。

印象的だったのが、芦田愛菜さんの祝辞。
子役のイメージがあって、
「まだまだ可愛い女の子」ってイメージでしたが、
言葉遣いも祝辞の内容も とても上品なもの!
15歳とは思えぬ 素晴らしいものでした。

18時過ぎ
天皇皇后両陛下がお出ましになりました。
二重橋に両陛下のお姿が見えた時、
また 皇后さまが涙ぐまれた時には、
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私まで 感動してしまい 思わず涙が出ました。

令和と言う新しい御代を迎え、
ご皇室の弥栄を願うとともに、
天皇皇后両陛下が お健やかに過ごされますように。
そして、わが国だけでなく、
世界中の国々が
平和で希望に満ちあふれた社会となりますように。

御即位、誠におめでとうございました。

2019 11 04

考える力を育む学校図書を

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

先日、ある区立学校の視察に行きました。

図書室の近現代史コーナーに目をやると、
先の大戦について
「日本の侵略戦争」の目線で書かれた、
いわゆる自虐史観の本ばかり。
「日本の自衛戦争」の目線で書かれた本は、
一冊もありません。
一方的で、バランスの悪さを感じました。

第二次世界大戦については、
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日本の自衛戦争と考える人、
日本の侵略戦争と考える人、
いろいろな見かたをする人がいます。

そもそも「歴史」とは、
同じ事柄であっても、それぞれの立場、
また、その時代的・社会的背景によって、
価値観や正義が 分かれる事があるからでしょう。

ならば、心身の成長を育む教育現場では、
意見や見解が分かれる事柄について、
いろいろな “考え方” を学べるよう配慮すべきです。
いろいろな立場から書かれた本を 子供が読み、
自分なりに考え、自分なりの答えを導き出す。

それが教育であり、
その手助けをするのが
“学校図書の役割” では ないでしょうか。

学校図書の在り方について、今後も注視して参ります。