2011年 7月 29日

災害対策委員会視察

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

「脱原発」議論が続く中、
天然ガスや太陽光、風力など、
さまざまなエネルギーに注目が集まっています。

そこで7月28日、私が所属する災害対策特別委員会では、
川崎市浮島太陽光発電所 及び 川崎バイオマス発電所視察へ
視察に行って来ました!

川崎市浮島太陽光発電所から見るメガソーラー
まず。
地球温暖化、再生可能エネルギー、資源循環をテーマに、
環境を守るためには どうしたら良いか?を具体的に
「かわさきエコ暮らし未来館」に行って来ました。

ここで興味深いのは 展望スペースから
一面に広がる 浮島太陽光発電所が見られる事!
これ、いわゆる “ メガソーラー ” ってヤツです!
川崎市と東京電力株式会社の共同事業で、
合計 出力約2万kWのメガソーラー。
発電量は 一般家庭の約5900軒分の年間使用量に
相当するそうです。

次に視察したのが、川崎バイオマス発電。
建設発生木材等から出来たチップを使用したバイオマス発電、
そして 電力の販売をしています。
国内最大のバイオマス専焼発電所・川崎バイオマス発電所
廃材などを有効利用して環境保護を図り、
CO2のない発電を 行うことにより
年間12万t のCO2を削減することができるとか!
これは、地球温暖化防止にも貢献できるそうです。
発電規模は33,000kw。
一般家庭の約38,000軒分の年間使用量。

どちらも 新エネルギーの利用、省エネの推進を行い、
地球に優しい 未来のエネルギーです!

しかし、
費用対効果を考えると、残念ながら まだ一般的とは言えません。
それに、私達の今の生活をカバー出来るだけの電力を作るには、
もう少し時間がかかりそうです。

福島原発の事故以来、人や環境に優しいエネルギーが求められています。
それを実現する為にも、中長期的な計画が必要です。