2011年 7月 14日

菅首相の「脱原発依存」

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

菅直人首相、
今後のエネルギー政策について、
「脱原発依存」への方針転換を打ち出しましたね。

今のエネルギー計画では、
現在 発電量全体の中で 30%程度を占める原発を、
将来的には50%以上に引き上げる…としています。

菅総理は、いつ退陣なさるのでしょう?
しかし 福島第1原発事故を受け、
菅首相は 原発の割合を段階的に引下げ、
そして 再生可能エネルギーを推進する…と強調して来ました。
それが 一気に「脱原発依存」と、大転換した訳です。

確かに 福島原発の事故を受け、
今まで通りの原発政策と言う訳にはいきません。
でも、こう言うエネルギー政策って、
そんなに すぐに大転換できるものでしょうか??

エネルギー政策は、国の将来に関わる問題です。
良く検証し、中長期的な計画を持って 転換しなければ、
日本の経済は 大変な事になってしまうと思います。

実際、唐突なストレステスト実施により、
来春にも すべての原発が停止。
その結果、企業や工場は どんどん海外へ流出すると言われています。

どのように「脱原発依存」を実現して行くのか。
誰もが納得できる 具体的なビジョンを示さなければ、
政権延命のための 場当たり的な政策転換と言われても 仕方ないですね。