2023年 3月 15日

杉並区性の多様性が尊重される 地域社会を実現するための取組の推進に関する条例

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

「杉並区性の多様性が尊重される
 地域社会を実現するための取組の推進に関する条例」については
会派で 何度も 何度も 何度も議論を重ねました。

条例案の中にある
「性自認」と「差別」について
区の答弁に 疑問が残る点が多かったためです。

「性自認」については
身体が男性であるトランスジェンダー女性が
女性トイレなどの女性スペースに入ってきた場合、
この文言がある事により
注意する事すら出来なくなるのではないか…
…との懸念が、
今、ネットや新聞でも取り上げられています。

我が会派は トランス女性を疑う気持ちは
微塵もありません。
むしろトランス女性の権利を守り、
困って居る事があるならば解消したいと思っています。

しかし もしも万が一にでも、
トランス女性を装った男性が、
女性スペースに入って 盗撮などの犯罪行為を行うことは、
本当にないのか?大丈夫と言い切れるのか?
…そんな懸念が 払拭できないのです。

区の答弁で は
「過去、そんな事件は発生いてない」と言います。
が。昨日まで そんな犯罪は起きていないから、
明日も そんな犯罪は起きません…と、
どうして言い切れるのでしょう。

性犯罪は、起きてからでは遅いのです。
条例政策後に、
理解促進につとめ 安全面を整備していく…
と言うのでは遅すぎると考えます。

そして、区民の方からは
同様の不安の声をとても沢山頂きました。
特に、女の子を持つお母さんからの
心配する声は 胸に刺さりました。

私は 予算委員会での 区の答弁だけでは
この懸念が払拭できないし、
また、区民の皆さんに
「大丈夫ですよ、安心して下さい。」とは
言えないと判断しました。

会派としても
本当にさまざまな意見がでた結果、
会派拘束を外し、自主投票としました。

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