2021年 12月 14日

杉十小学校給食室改修工事・実地監査

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日は実地監査で
杉十小学校給食室改修工事を視察してきました。

改修工事の内容としては、
平成21年に文科省で作られた
「学校給食衛生管理基準」に沿った
ドライシステムに対応するためと、
汚染区域と非汚染区域とを
明確に区分するための工事です。

杉十小学校給食室改修工事視察
ドライシステムとは。
細菌やカビの繁殖を防ぐためと
給食室が高温多湿になる事を防ぐために、
床に水を流さず、
乾いた状態で調理等の作業が行える環境が
備わっている状態を言います。

また、ここで言う汚染区域とは
検収室や下処理室を言い、
非汚染室とは
調理室、洗浄室、配膳室、食品庫を指します。

杉並区では 文科省の基準が出来る前から
学校改修などのタイミングを見計らって、
ドライシステムを取り入れてきました。
その結果
すでに杉並区立の小学校40校中・22校、
中学校 23 校中・8校、
特別支援学校 1 校でドライシステム対応の
給食室となっています。

また、
これまで給食室には空調がありませんでした。
そのため 真夏の給食室は 本当に暑く、
熱中症になってしまう調理員さんもいたとか!

そのため杉並区では3か年計画で、
すべての区立小中学校の給食室に
空調設備を入れる計画です。

子供達が安心して、楽しく給食が食べられるため、
給食室の改修整備だけでなく、
調理員さんが気持ちよく働ける環境作りを
計ってまいります!

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