2019年 8月 13日
八王子市立 高尾山学園視察
今日は会派の有志議員とともに、
八王子市立高尾山学園を視察に行って来ました。
八王子市立高尾山学園は
「不登校の児童・生徒のための体験型学校」として
平成16年4月に開校した 構造改革特区の公立学校です。
そもそも不登校の定義とは、
病欠など以外の理由で
年間欠席日数が30日を超える事 とされています。
不登校に至る背景には、
友達や教師との人間関係、
学力不安、将来不安などから来る
“さまざまな傷つき体験” があると言われています。
そこで、
生きる事への自信と社会的自立の獲得を目的に
この学校が設立されました。
正規の学校教職員ほか、
八王子市費で 独自に体験活動のための指導員、
学習サポーター、児童厚生員
プレイルーム指導員、市の心理相談員…などを配置。
(八王子市からの年間予算 約4,800万円余)
子供たち一人ひとりの特性に寄り添った
うらやましいくらい(?)手厚い体制をとっていました。
また 学習面にしても
教育課程の弾力化を可能とする教育特区なので、
一人一人の学力に合わせた習熟度別ステップ学習を実施。
さらに、授業中、クールダウンのために 離席すること、
教室を出て プレイルームに行く事が 認められています。
集団で勉強する事に 苦手意識を持っている子…などには、
安心できる仕組みだと思いました。
それでも
体験的な学習や集団活動の機会を多く設け、
コミュニケーション力や社会性を養うことで、
少しづつ 自信を持って学校に来れるようになり、
さらには 学力も向上するようになるのだ…と、
校長先生から伺いました。
(中学卒業後の進学率は 95%以上!)
国語や算数など、
基礎学力の取得は もちろん重要です。
でも、義務教育の時期に もっとも必要な勉強は、
将来、社会でに出て 自立して行けるための
“たくましく生きる力” と “生きていくための社会性” を
身に付ける事ではないでしょうか。
この高尾山学園は、
社会に出てから
たくましく生きて行くための土台となる
社会性や自己肯定感を高める体験を 繰返し行い、
将来を見据えた教育を行っている学校だ…と
強く感じました。
杉並区でも不登校支援として、
さざんかステップアップ教室(適応指導教室)や
スクールソーシャルワーカーの派遣を行っています。
高尾山学園の取組みを参考にし、
さらに 杉並区の不登校支援が充実するよう
取組んで参ります。
八王子市立高尾山学園を視察に行って来ました。
八王子市立高尾山学園は
「不登校の児童・生徒のための体験型学校」として
平成16年4月に開校した 構造改革特区の公立学校です。
そもそも不登校の定義とは、
病欠など以外の理由で
年間欠席日数が30日を超える事 とされています。
不登校に至る背景には、
友達や教師との人間関係、
学力不安、将来不安などから来る
“さまざまな傷つき体験” があると言われています。
そこで、
生きる事への自信と社会的自立の獲得を目的に
この学校が設立されました。
正規の学校教職員ほか、
八王子市費で 独自に体験活動のための指導員、
学習サポーター、児童厚生員
プレイルーム指導員、市の心理相談員…などを配置。
(八王子市からの年間予算 約4,800万円余)
子供たち一人ひとりの特性に寄り添った
うらやましいくらい(?)手厚い体制をとっていました。
また 学習面にしても
教育課程の弾力化を可能とする教育特区なので、
一人一人の学力に合わせた習熟度別ステップ学習を実施。
さらに、授業中、クールダウンのために 離席すること、
教室を出て プレイルームに行く事が 認められています。
集団で勉強する事に 苦手意識を持っている子…などには、
安心できる仕組みだと思いました。
それでも
体験的な学習や集団活動の機会を多く設け、
コミュニケーション力や社会性を養うことで、
少しづつ 自信を持って学校に来れるようになり、
さらには 学力も向上するようになるのだ…と、
校長先生から伺いました。
(中学卒業後の進学率は 95%以上!)
国語や算数など、
基礎学力の取得は もちろん重要です。
でも、義務教育の時期に もっとも必要な勉強は、
将来、社会でに出て 自立して行けるための
“たくましく生きる力” と “生きていくための社会性” を
身に付ける事ではないでしょうか。
この高尾山学園は、
社会に出てから
たくましく生きて行くための土台となる
社会性や自己肯定感を高める体験を 繰返し行い、
将来を見据えた教育を行っている学校だ…と
強く感じました。
杉並区でも不登校支援として、
さざんかステップアップ教室(適応指導教室)や
スクールソーシャルワーカーの派遣を行っています。
高尾山学園の取組みを参考にし、
さらに 杉並区の不登校支援が充実するよう
取組んで参ります。