2019年 5月 21日
女性天皇と女系天皇
女性天皇と女系天皇。
一見、同じように思われがちですよね。
意外と 分かりにくいこの二つ、
いったい どう言ったものなのでしょうか。
まず、今の状況は。
初代 神武天皇から
126代の今上陛下まで
例外なく 父方の系統に天皇を持つ
「男系」が 皇位を継承されています。
皇室典範の中でも
「皇位は、皇統に属する男系の男子がこれを継承する」
このように明記されています。
この「男系」とは、
「父親の父親の…」というように
“父親だけ” を遡っていくと
初代にたどり着く事が 出来る事を言うンです。
では、女性天皇とは。
実は 我が国の歴史の中には、
女性天皇は 存在していらっしゃいます。
次期天皇が なかなか決まらないから…とか、
お世継ぎ候補が まだ幼少であるから…とか、
そのような理由から
過去8人(10代)もの方が 即位されました。
“中継ぎ” の意味が大きかったようですね。
また、8名の女性天皇全員が
“未亡人” か “生涯独身” を通されたとか。
女系の皇子・皇女を お産みにならないために、
“ご懐妊の禁止の法”を 遵守された…と
言われています。
奈良時代や江戸時代、
確かに 女性天皇は存在しました。
いずれも「男系」であって、
母方が天皇の血筋を引く「女系天皇」ではありません。
一方、女系天皇は…。
例えば 皇女が いずれ即位され、
天皇陛下となったとします。
そして、民間の方(仮に、夫君を 山田さん)と
結婚なさったとします。
女性天皇と夫・山田さんの間に お子様が誕生し、
いずれ そのお子様が天皇陛下へ即位された場合、
その時点で 今の天皇家はなくなり、
新たな “山田王朝” が 天皇家となるのです。
また、血筋的に見ても、
母方をさかのぼっていく事になるので、
神武天皇からの血筋は どこにもありません。
つまり「女性天皇」は性別の問題であり、
「女系天皇」は血筋の問題とされ、
必ずしも性別に限った話ではないのです。
これまでも
皇位継承の危機は 幾度もありました。
そのたびに先人達は、知恵と努力を重ねました。
その結果、世界に類を見ない「万世一系」の天皇が
今日まで続いてきたのです。
私たちは この重みを、
しっかりと噛みしめるべきだと思います。
一見、同じように思われがちですよね。
意外と 分かりにくいこの二つ、
いったい どう言ったものなのでしょうか。
まず、今の状況は。
初代 神武天皇から
126代の今上陛下まで
例外なく 父方の系統に天皇を持つ
「男系」が 皇位を継承されています。
皇室典範の中でも
「皇位は、皇統に属する男系の男子がこれを継承する」
このように明記されています。
この「男系」とは、
「父親の父親の…」というように
“父親だけ” を遡っていくと
初代にたどり着く事が 出来る事を言うンです。
では、女性天皇とは。
実は 我が国の歴史の中には、
女性天皇は 存在していらっしゃいます。
次期天皇が なかなか決まらないから…とか、
お世継ぎ候補が まだ幼少であるから…とか、
そのような理由から
過去8人(10代)もの方が 即位されました。
“中継ぎ” の意味が大きかったようですね。
また、8名の女性天皇全員が
“未亡人” か “生涯独身” を通されたとか。
女系の皇子・皇女を お産みにならないために、
“ご懐妊の禁止の法”を 遵守された…と
言われています。
奈良時代や江戸時代、
確かに 女性天皇は存在しました。
いずれも「男系」であって、
母方が天皇の血筋を引く「女系天皇」ではありません。
一方、女系天皇は…。
例えば 皇女が いずれ即位され、
天皇陛下となったとします。
そして、民間の方(仮に、夫君を 山田さん)と
結婚なさったとします。
女性天皇と夫・山田さんの間に お子様が誕生し、
いずれ そのお子様が天皇陛下へ即位された場合、
その時点で 今の天皇家はなくなり、
新たな “山田王朝” が 天皇家となるのです。
また、血筋的に見ても、
母方をさかのぼっていく事になるので、
神武天皇からの血筋は どこにもありません。
つまり「女性天皇」は性別の問題であり、
「女系天皇」は血筋の問題とされ、
必ずしも性別に限った話ではないのです。
これまでも
皇位継承の危機は 幾度もありました。
そのたびに先人達は、知恵と努力を重ねました。
その結果、世界に類を見ない「万世一系」の天皇が
今日まで続いてきたのです。
私たちは この重みを、
しっかりと噛みしめるべきだと思います。