2014年 4月 09日

社会全体でお年寄りを大切に…

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

特別養護老人ホーム入所に関して、
相談を受けることがあります。

ある方は、高齢のご夫婦ふたり暮らし。
奥様の介護をしてきた旦那様が病気になり、
思うように介護出来なくなってしまった。
ある方は、繰り返すお父様の徘徊に
心身ともに疲れ果て、
体調を崩してしまった。

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…など、
どのケースも深刻な内容ばかり。

今、杉並区における
特養ホーム待機者は1,900人以上。
静岡県南伊豆町に建設予定の特養だけでなく、
荻窪税務署とあんさんぶる荻窪の財産交換を行い、
税務署跡地等にも特養を作るなど、
杉並区は 待機者のニーズに応えられるよう
さまざまな対策を打ち立てています。

ですが。
それでも すぐには入所できないのが実態です。

これからは特養だけでなく、
空き家を活用した 高齢者向け住宅や
サービス付き高齢者向け住宅など
特養以外の施設の整備も重要になってきます。

そして、在宅介護の充実も大事ですね。
まず24時間対応の訪問介護・看護や
在宅医療の拡充を さらに進めるべきです。
そして、配食や買い物などの生活支援も
もっと手頃な値段で
気軽に利用できるようにすべきでしょう。

これから さらに高齢化社会を迎えます。
誰だって 住み慣れた土地で、
家族と一緒に生活したいはずです。
お年寄りが住み慣れた地域で 安心して暮らせるよう、
社会全体で 取り組んでいかなくてはなりません。

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