2014年 1月 12日
私の介護日記
私には同居する祖母がいます。
今、96歳。
ハッキリ言ってボケています。
祖母はいろいろな事を忘れ、
いろいろな事が 一人ではできなくなっています。
さて、このお正月のこと。
伯父も伯母も、祖母に会いに来ませんでした。
(祖母からすると、息子と娘。)
すると、
普段 いろいろな事を忘れている祖母ですが、
「今日はお正月よね。
どうして誰も会いに来ないのかしら。」と、
寂しいそうに 私に聞きてきました。
「顔を見せに来るよう、電話しようか?」私が言うと、
「頼んで来て貰っても嬉しくない!
迷惑がられるくらいなら 来なくて良い!」と、
つになく怒りだしました。
こんな会話が、お正月の間中続きました。
高齢になり、認知も進み、
いろいろな事を忘れてしまっても、
“自分にとって大事な人”は 忘れないのでしょう。
そして、
“自分にとって大事な人”に会えないと寂しいし、
自分が無視されてる…と感じると 腹が立つ。
“頼んで来て貰っても~”と言うように、
意地もプライドも そこにはある。
当たり前の事ですが、ハッとさせられました。
つい私も 祖母に対し、
「どうせオバアちゃんに言っても 分からないし…」と、
祖母を抜かして 物事を決めてしまう時がありました。
しかし それは、祖母のプライドを傷つけていたんだな、と、
すごく反省しました。
今、杉並区の人口の約二割が高齢者です。
そしてこの数は、今後、ますます増えて行きます。
老いは誰にでも訪れるもの。
誰もが 安心して年を重ねていけるように、
尊厳のある高齢者施策の充実が求められます。
同時に、介護する家族への支援も重要です。
祖母の介護を通じ、
本当に必要な高齢者施策を 勉強している毎日です。
今、96歳。
ハッキリ言ってボケています。
祖母はいろいろな事を忘れ、
いろいろな事が 一人ではできなくなっています。
さて、このお正月のこと。
伯父も伯母も、祖母に会いに来ませんでした。
(祖母からすると、息子と娘。)

普段 いろいろな事を忘れている祖母ですが、
「今日はお正月よね。
どうして誰も会いに来ないのかしら。」と、
寂しいそうに 私に聞きてきました。
「顔を見せに来るよう、電話しようか?」私が言うと、
「頼んで来て貰っても嬉しくない!
迷惑がられるくらいなら 来なくて良い!」と、
つになく怒りだしました。
こんな会話が、お正月の間中続きました。
高齢になり、認知も進み、
いろいろな事を忘れてしまっても、
“自分にとって大事な人”は 忘れないのでしょう。
そして、
“自分にとって大事な人”に会えないと寂しいし、
自分が無視されてる…と感じると 腹が立つ。
“頼んで来て貰っても~”と言うように、
意地もプライドも そこにはある。
当たり前の事ですが、ハッとさせられました。
つい私も 祖母に対し、
「どうせオバアちゃんに言っても 分からないし…」と、
祖母を抜かして 物事を決めてしまう時がありました。
しかし それは、祖母のプライドを傷つけていたんだな、と、
すごく反省しました。
今、杉並区の人口の約二割が高齢者です。
そしてこの数は、今後、ますます増えて行きます。
老いは誰にでも訪れるもの。
誰もが 安心して年を重ねていけるように、
尊厳のある高齢者施策の充実が求められます。
同時に、介護する家族への支援も重要です。
祖母の介護を通じ、
本当に必要な高齢者施策を 勉強している毎日です。