2013年 3月 28日

『不妊治療、やめました。―ふたり暮らしを決めた日』

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

先日、この本を読みました。
『不妊治療、やめました。―ふたり暮らしを決めた日』
(ぶんか社、著者・堀田あきお&かよ)

内容は 本のタイトル通り、
著者・堀田あきおさん&かよさんご夫婦の
10年間にも及ぶ不妊治療体験日記です。
『不妊治療、やめました。―ふたり暮らしを決めた日』

私も昔、不妊治療をした経験があります。
今、思い出しても、
大変だった記憶しかありませんね~。

男性に比べ 女性は検査項目が多いし、
肉体的にも 精神的にも辛い思いをする事がある。
また 体外受精を試みた時には、
毎日、決まった時間に
ホルモン注射を打ちに病院へ通うため、
仕事と通院を両立させるのが 本当に大変!
しかも、治療費が高額なため、金銭面でも大変でした!

そして、そこまでやってダメだと、
自分が悪いのかな、自分の何が悪いのかな…
と、ドーンと落込み 悩んだりしたものです。

そう言う悩みや愚痴を、
なかなか人に言えないのも 不妊治療の辛さでしたね。

著者ご夫婦も
辛い治療や流産を経験されて 傷ついたり、
周囲の何気ない一言に 悩んだりした事を、
ありのままの言葉で描かれています。
そして それらの経験を乗り越えて、
今は、二人で 前向きに暮らしていらっしゃいます。

『不妊治療、やめました。―ふたり暮らしを決めた日』
今や 日本では 6組に1組のカップルが
不妊で悩んでいるといわれ、
その数は47万人に及ぶとも言われています。

私は この事実を議会で取り上げ、
不妊治療への治療費助成を訴えて来ました。

その結果、杉並区では 23年度より
『杉並区特定不妊治療費助成』を開始。
「東京都特定不妊治療費助成事業」を受けている方に対して、
特定不妊治療(体外受精&顕微授精)にかかった
保険適用外の治療費を助成します。

また25年度からは、「不育症」についての相談も開始します。

今は子供を産む生き方、産まない生き方、いろいろあります。
でも、もし子供を望んでいるのなら、一人で悩まず ぜひご相談ください。
区の各保健センターでは、妊娠や不妊に関する相談を行っています♪