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2024 6 05

一般質問を行いました 第二弾

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

一般質問ご紹介の続きです。

「杉並区の教材について」の中で、
教科書採択だけではなく、補助教材についても 質問させて頂きました。

教科書は、なによりも中立性が大切です。
そして、公立学校における学習においては、
広い視野を持って 一つの意見・見解に偏らない事が
重要であると考えます。

しかしながら
杉並区立のある小学校の授業の中で、
ある絵本を使って、
「太平洋戦争は 日本が始めたものであり、
朝鮮、韓国、中国、東南アジア諸国 および
南方諸島の多くの国の人に
日本人が苦しんだ以上の 苦しみを与えたことを
忘れてはならない。」と、
言う見解だけを 子供達に紹介する、
…と言う授業が行われました。

戦争での悲惨さやひもじさを
考えさせる題材として 絵本などを使う事は、
良いと思います。
しかし 先の戦争を、
侵略戦争と言う人もいれば、自衛戦争と言う人もいます。
この点については、
専門家の間でも 見解がわかれているところです。

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そもそも歴史は、それぞれの立場、
その時々の時代背景や社会情勢などによって、
正義や価値観などが 大きく変わります。

そのような事を 一切 教えずして、
一方の歴史的 認識、一方の正義だけを取上げ
子供達に教えると言うのは、
著しくバランスに欠けている、と言わざるを得ません。

先の大戦を
我が国が「東南アジア諸国の人に苦しみを与えた」
…と言う見解があると 子供達に教えるのならば、
同時に、
「先の大戦は 我が国の自衛戦争であり、
アジアの国々を 欧米による植民地支配から解放し、
東アジアの共存共栄を掲げた戦いであった」
…と言う 見解がある事も シッカリと教えるべきでしょう。

その両方の見解を基に、
「同じ出来事なのに、
どうして全く違う意見があるのだろう?」と、
子供達に 知的好奇心を抱かせ、
子供達が 自ら本や資料を読み、考え、
そして 自分なりの答えを出せるよう 導いていく。
これこそが、教育の有るべき姿ではないでしょうか。

特に 歴史など 意見が分かれる事柄については
より慎重に資料や教材を選び、
どちらか一方の意見を 子供達に押し付けるようなマネは
決して するべきではないと考えます。

この事は文部科学省の
「学校における 補助教材の 適切な取扱いについて」
(H27.3.4 付け通知)にも 書かれています。

そこで、区立小学校において、
著しくバランスを欠いた学習があった…との
指摘を行い、区教委の姿勢を質しました。

また、歴史的に意見が分かれる事柄については
双方の意見を、偏りなく教える事が重要です。
当区でも、
このような点には 特に配慮して指導すべきとの指摘も
一般質問の中で 行いました。

2024 6 04

一般質問を行いました

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

本日、一般質問を行いました。

内容は
① 杉並区の教材について
② 安心安全な街づくりについて(特に 浜田山駅南口の整備)
です。

今日は「①杉並区の教材について」ご紹介させて頂きます。

今年の8月、
中学校で使う教科書採択が行われます。
学校で使われる教科書は、
学校教育法により、民間で著作・編集された図書について、
文部科学大臣が 適切か否かを審査し、これに合格したもの、
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つまり「教科書検定に合格した教科書」から選ばれます。

一般的に、検定を通った教科書は、
文科省の基準を満たしているのだから、
どの教科書を選んでも 問題はない…と思われがちです。

しかし昨年、
「東京書籍」が発行した「新 高等 地図」で、
約1,200か所も 間違った記述があったことが 発覚しました。
教科書検定にも合格していた この教科書は、
令和4年4月から 高校1年生が使用しており、
同社が 訂正済みの教科書を 再配布する異例の事態となりました。

このように
多くの誤記載があった教科書を 合格させる一方で、
自由社の 中学生用 歴史教科書は、
約400カ所の誤記載を理由に
一発不合格になっています。
東京書籍の1/3の誤記にもかかわらず、
なぜ このような事態になったのか。
検定では、何を基準に、どこを見て、合否を決めていたのか?
教科書検定は、本当に公平に行われているのか?
甚だ 疑問に思います。
また、検定に通った教科書ならば、
どの教科書を選んでも大丈夫!とは
言い切れないのだなあ…と、強く感じる事案でした。

このような事態を受け、
教育長に 教科書採択における 公平性を伺うとともに、
教科書採択 直前の6月に、
任期満了を迎える教育委員が居ること。
教科書採択への影響はないのか??と言う事を、
区教育委員会へ 確認させて頂きました。

また、学習指導要領によれば、
歴史を学ぶ 大切な目標のなかに、
「我が国の歴史に対する愛情」や
「国民としての自覚」を育むこと、
「歴史上の人物と 現在に伝わる 文化遺産を尊重」する精神を
養うこと…とあり、
教育委員会が作成する「選定資料の項目」に
当然ながら この目標が 据えられなければなりません。

しかしながら、
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都内のある区の「調査 研究 委員会」の選定理由を見ると
●東京書籍は「各章の初めに カラーの資料写真を駆使し、
その章で学ぶ 主な内容が 概観できるようになっており、
導入に便利」
●帝国書院は「ほぼ全ページに地図が配置されており、
生徒に具体的なイメージを捉しやすい」

…などと、
各教科書の「見た目」についてしか 書かれておらず、
「我が国の歴史に対する愛情」などについての記載内容が
十分か、否か…と言う観点が 抜けているように感じます。

ページのレイアウトや
イメージしやすい写真を使うことも大事ですが、
「学習指導要領」に沿った内容に なっているか どうか、が
何よりも重要と考えます。

杉並区で教科書を選ぶ際には
教科書のレイアウトの良し悪しや
写真が多い少ない…と言う点だけでなく、
「我が国の 歴史に対する愛情」や
「国民としての自覚を育むこと」、
「歴史上の人物と 現在に伝わる文化遺産を尊重」する精神を養う
…と言う
「学習指導要領」の目標に 十分 沿った内容であるか。
そのために、どのような工夫を行っているか…と言う点に、
重きを置いて 選んで欲しいと考えます。

この点について、区教委の見解をうかがいました。

2024 6 03

第二回定例会が始まります

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日から第二回定例会が始まります!

今議会では
令和6年度一般会計予算(第3号)が計上されます。
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補正予算の内容は、
4週8休単価適用に伴う
高円寺図書館等複合施設等に係る追加の工事費や
子供のインフルエンザ予防接種にかかる経費のほか、
保育士配置基準の改正による
私立認可保育所への経費などがあります。

また、今回は私も一般質問をする予定です。
質問の内容は
「杉並区の学校で使われる教材について」
「杉並区内の安全なまちづくりについて」です。

しっかりと岸本区長の姿勢を質してまいります。

2024 4 18

第二回臨時会が開催されます

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

4月25日、第二回臨時会が開催されます。

今回の臨時会では、補正予算も計上されます。
その内容は、
国の「デフレ完全脱却のための総合経済対策」に
基づく取組として、
定額減税しきれないと見込まれる方への調整給付 及び
新たな非課税世帯等への給付のほか
いじめ防止対策推進法に規定される
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「重大事態」への対応に 要する経費について、
新たな事情や緊急性の観点から
必要な経費を計上しました。

補正予算の中には
「省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫への買替にかかる
補助金助成」についても含まれています。
この制度は 大変 ご好評で、
すでに 昨年度の臨時会で計上したものが
予算がいっぱいになってしましました。
そこで、改めて 今回 臨時交付金の中から
1億5,000万円程度を生み出し、
追加で補正予算を組むこととなりました。

補正事業 … 7事業
補正予算額 … 49億9,381万円余

2024 3 18

区立学校児童の水筒への異物混入について

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

3月14日、杉並区立桃井第四小学校の教室で
児童が学校に持参した水筒の水を 口に含んだところ、
異常な味を感じ、直ちに吐き出す。
…と言う事案が発生しました。

担任が管理職に報告し、警察へ相談。
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すでに警察へは
水筒 及び 水筒内の液体を提出しており、
現在、警察が捜査を行っております。

このような案件は 2月19日に、
杉並第9小学校で発生したばかりです。

学校の対応としては3月15日、
当該児童が所属する学年の児童を対象に学年集会を開き、
注意喚起と情報提供の呼びかけを行いました。
また、16日に全校保護者を対象に
臨時の保護者説明会を開いたと言う事です。

議会最終日の今日になって、
ようやく教育委員会次長から 議会に対し、
上記のような報告がありました。

仮に、警察の捜査中で
情報の公開に制限があるにしても、
もう少し早く議会に報告があって 然るべきです。
この辺りからも、
教育委員会の危機意識の欠如がみられます。

ここ最近の教育委員会の不祥事の多さは、
目に余ります。
教育委員会の抜本的な改善が必要です。