2010年 12月 11日

蓮舫大臣・和田中学校で「出前授業」

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

12月9日午前、
蓮舫行政刷新担当相は杉並区立和田中学校を訪れ、
事業仕分けに関する授業を行いました。

授業では生徒が「仕分け人」役になり、
子ども手当や高校無償化などの廃止や縮小を主張。
蓮舫大臣が行政側役になり これに反論、
子ども手当や高校無償化の必要性を訴ていました。

和田中学校でマイクを握る蓮舫大臣
しかし。
この授業について、数名の方から疑問の声を頂きました。
「公立学校と言う公の場所で、生徒達相手に、
特定の政党の目玉政策を 正当化させるような授業は、
おかしのではないか?」と言うのが、その趣旨です。

「子ども手当」は財源が無いばかりか、
給付額や支給基準で迷走しています。
また、北朝鮮の韓国砲撃を背景に
「高校無償化」についても さまざまな議論が出ています。

そのような流動的な時に 現職大臣を招いて、
「子ども手当も高校無償化も、正しいンだ!必要なんだ!」と言う
一方的な授業を行う事には、私も疑問を感じます。
それでも この授業を行いたいならば、
反対派の政治家も一人招いて、ディベート形式で議論を行い、投票させるべきだったでしょう。

私は区教育委員会に対し、
この授業の目的と至った経緯について、調査を依頼しています。
詳細が分かりましたら、またご報告させて頂きます。