2019年 3月 08日

予算特別委員会での質問

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

予算特別委員会が始まっております。
31年度予算、その関連に関して、
一問一答で質問できるので、
とても突っ込んだ(?)質疑が出来ます。

さて、
昨日は私も 男女共同参画について、
質問に立ちました。

20190308-dannjyo.jpg
男女共同参画は
平成11年、
男性も女性も、意欲に応じて、
あらゆる分野で活躍できる社会を目指し、
政府が立ち上げたものです。

当区でも 意欲的に取り入れて来ました。
しかし、この男女共同参画の活動の中に、
一部、政治的中立を欠いていると
指摘せざるを得ないものがあります。

たとえば 区が発行・編集している
「杉並区男女共同参画関連団体活動記録」。
この中には、男女共同参画関連団体の
活動の報告なども載っています。

それぞれの団体さんが、
精力的に活動されているンだな…と
言うのが 伝わる内容です。
ただ、読み進めて行くと 活動報告の中に
「『アベ政治を許さない』のスタンディングアピールで、
 宣伝・署名活動をしている」とか
「安倍政権の下での9条改憲は、平和を脅かす愚行」とか、
「安倍政権は集団的自衛権行使を容認し…中略、
 戦争する国作りを進めている」…と言う
記述が見られます。

これは、明らかに「政治的中立」を逸脱しており、
区が区民の税金を使って発行する冊子として、
本当にふさわしい内容でしょうか。

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この冊子を読んだ ある区民の方たちは、
「杉並区が編集・発行している冊子が、
 こんなに政治的に偏っていて良いの?」
「私たちが納めた税金が
 こんな政治的中立を逸脱した冊子を作るのに
 使われているなら、もう税金なんて払いたくない。」
…このように おっしゃっていました。

区が掲げる「男女共同参画」とは
性差を理由に就職や進学の機会が
不当に奪われることのないように。
そして 男性も女性も お互いを尊重して、
ともに手を携えて 社会を築いていけるように。
そう言った願いを込めて 立ち上がった筈です。
このように疑義が持たれるような内容では、
いけません。

私は質疑の中で このことを指摘し、
杉並区からは
「問題がある事を認め、検証する」と約束を取り付けました。
良いところは推進し、改善するべきところは しっかりと正す。
今後も この視点で、取組んで参ります。

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