2018年 12月 06日

第四回定例議会が終了しました

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

第四回定例議会の最終日、
ある会派が中心となり
議員提出議案が提出されました。
『杉並区議会議員定数条例の一部を改正する条例』
…と言う内容のものです。

議員の定数は、
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果たして何人が適正なのでしょうか。
50人が良いか。それとも、30人が良いか。
なかなか正解が出ないものだと思います。

なぜなら
議員定数を考える根拠を、
区の人口や有権者数から考えるか?
委員会等の構成人数から考えるか?
財政など 議会改革の面から考えるか?
…によって、
見方や考え方が変わってくるからです。

ただ 一般的に言われているのは、
やはり人口に対して 議員は何人か?
…と言う考え方ではないでしょうか。

前回、議員定数を削減した16年前、
杉並区の人口は 横ばい傾向で
近い将来 人口減少に転じると言われていました。
そして、それを根拠に削減をした…と聞いています。

一転、今の杉並区は どうでしょう。

近年、杉並区の人口は増え続けています。
平成11年に 431,813人だった有権者数は
平成15年には 444,612人、
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今年は 484,476人と 増加しています。

まして 社会が多様化し、
より広範な意見、
マイノリティの声を大切にするべき…と言う風潮の中、
区民の声を吸い上げる議員が少なくなることは、
本当に区民福祉の向上に繋がるのでしょうか??
甚だ疑問です。

そもそも本当に
議員定数削減実現を 考えているのであれば、
12月議会の最終日に いきなり出すのではなく、
せめて年度初めには 呼びかけを行い、
「本当に適正な議員は何人か?」を議論し、
多くの議員の賛同を得るべく 動くべきだったでしょう。

有権者数は48万人。
議員の数は48人。
よく議員は1万人に1人…と言われること、
特段 区民から議員定数削減の声が上がって無いこと
…などを踏まえ、
我が会派は 今回の議員提出議案に反対をしました。

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