2018年 9月 05日

町田市・ひきこもり者支援

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

先日、会派の仲間の議員と一緒に
「ひきこもり者支援について」町田市を視察してまいりました。

ひきこもり。
最近、よく耳にするようになりました。

厚生労働省が定める “ひきこもり” の定義とは
・様々な要因の結果として
 就労や就学などの社会的参加を回避している状態
・目的があれば外出するが、
 家族以外の人との 親密な交流がない状態
このような状態が6か月以上続き、家に留まっている

状態です。

町田市・ひきこもり者支援
そして 東京都が平成19年に実施した調査では、
都内の若年者(15~34歳)のうち
0.72%(約2万5千人)が
ひきこもりの状態にあると推計されています。

この事を受け 町田市では
「町田市ひきこもり者支援」をスタート。
福祉や保健医療、教育機関、就労の
各分野関係者が 定期的に集まって
「ひきこもりネットワーク会議」を開き、
包括的に必要なサービスや支援を行っています。

ひきこもりの当事者は、
誰よりも将来に対して不安を抱え、
そして 自信を失っていのだと思います。
また、ご家族も同様に悩んでいます。
だからこそ、その人に寄り添った
丁寧な支援が必要なんだと感じました。

若年者の引きこもりを放っておくと、
大人になっても その状態が続き、
親亡き後には 生活保護になる可能性が高いです。
これは 貴重な生産労働人口が減るだけでなく、
扶助費(生活保護費)の増大にもつながり、
基礎自治体の財政にとって 由々しき問題です。
自治体としても、早急な対策が求められます。

町田市の取組みを
ぜひとも杉並にも活かしていきたいです。

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