2018年 4月 09日

エクレシア南伊豆

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

3月末、超党派の有志女性議員で
南伊豆町にオープンした
「エクレシア南伊豆」へ視察に行きました。

この「エクレシア南伊豆」は
開設全国初の自治体間連携による
特別養護老人ホームとして3月5日に開設しました。
エクレシア南伊豆

本来、特養とは
地元に設置するのが原則です。
しかし、南伊豆町の間には以前、
杉並区立の健康学園があり、
40年以上の親密な交流があったこと、
入居者の意思を最大限に尊重すること、
…などを条件に
国が指針を変更して 実現したものです。

施設内を見学しましたが、
新しいだけあって とても綺麗です。
入居者等の交流スペースや廊下などは
広々として 余裕のある作りですし、
エクレシア南伊豆
入居者が家族や地域の方と交流できる
地域交流スペース も確保されています。
また、杉並区から来た家族が
泊りがけでゆっくり面会できるように
無料の家族用宿泊室も 用意されています。
全体的に 明るくて開放的な印象を受けました。

しかし、如何せん遠い!!
片道3時間…いや、4時間はかかるでしょうか。
気軽に入居者へ 会いに行ける距離では無いと
痛感しました!!( ̄△ ̄;

エクレシア南伊豆
杉並区から
遠く遠く離れた場所で老後を過ごすこと。
それが ご本人にとって幸せなのか、どうか。
その答えは これから施設が本格的に稼働し、
「エクレシア南伊豆」と言う箱に
どのような “魂” を入れて行けるか…に、
かかって来るのかも知れません。

ちなみに 近年の国の方針は
最期まで 可能な限り住み慣れた地域で暮らす。
そのための “地域包括ケアシステムの構築” を推進しています。
その整合性を含め、これからも注視していきたいと思います。

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