2017年 12月 25日

拉致問題を風化させない

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

政府は 北朝鮮による日本人拉致問題への
理解を促進するため、
小・中学校などの教員を対象に
研修を開始する方針を 打ち出しました。
拉致問題を風化させない
平成30年度から開始するとの事です。

「日本人拉致問題」への関心は、
18歳から29歳の若い世代で
関心が薄れている傾向があります。

内閣府が行った
「外交に関する世論調査」の
“北朝鮮の関心事項” でも、
60歳~69歳の85%以上の方が
拉致問題を 関心事項に挙げているのに対し、
18歳から29歳の世代では 64.9%と、
平成14年以降で 最も低い値となりました。

平成14年10月15日。
日本中が ある飛行機のタラップに
釘付けになりました。
拉致被害者5人を乗せた飛行機が、
羽田空港に降り立ったのです。

あの日の映像を、
あの日の感動を、
私は今でも 鮮明に覚えています。

しかし、拉致被害者5人の帰国から15年。
今の若い世代、特に 小・中学生は、
もはや あの日の出来事を
教科書でしか知らないのでしょう。

拉致問題の風化を防ぎ、
日本全国に 被害者奪還の機運を高めるためにも、
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教育現場での 正しい啓発活動は大切です。

しかしながら。
未だに 教育現場によっては
拉致問題に 消極的な地域もあります。
今月、福岡県行橋市の教育長が 市議会で、
拉致問題啓発アニメ「めぐみ」を
学校で上映しない理由について
「在日韓国・朝鮮人への、
 いじめが起こる懸念を排除できない」と答弁し、
後日、発言が撤回された件は 記憶に新しいトコです。

北朝鮮による日本人拉致は、
政治問題でなく 重大な人権問題です。
子供達には 現実に起きた人権問題として
きちんと教える必要があります。

杉並区には、
北朝鮮に拉致された可能性が排除できない
特定失踪者が4人もいらっしゃいます。

拉致問題を 他人事ではなく、
身近で起きた人権問題として 子供達に教え、
被害者全員の奪還の機運を高めましょう!

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