2016年 1月 16日

空き家におもうこと…

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

全国的に空き家が問題になっています。

今、杉並区内には
3万2千戸の空き家があると言われています。
これは区内全体戸数の約10%にあたり、
今後も増えていく事が予想されています。

空き家におもうこと…
実は、荻窪にある私の祖父母の家も、
空き家状態なんですよ。

なぜ近くに親族がいるのに、空き家なのか。
ズバリ、相続です。

祖母が亡くなってもう2年近く経ちますが、
相続を巡り 親族間で合意が出来ていません。
相続とは「争族」だ…と聞いた事がありますが、
まさにその通りですね。

相続でモメちゃうと 話しが決着するまでは、
その家を 動かせない状態になってしまいます。
思い出の詰まった家が
“空き家” と呼ばれる事に 寂しさもあり、
なんだか切ない気持ちになります。

やっぱり空き家は良くないです。
家は人が住まなくなると、
予想以上に老朽化します。
塀などが倒壊したり、
ネズミや害虫が発生する可能性が出てきます。
また不法投棄や放火、
ホームレスなどの不法侵入の危険性もあります。

自分達だけでなく、
ご近所さんにも迷惑をかけてしまいます。

そこで出来たのが
空き家におもうこと…
「空き家対策特別措置法」です。
そして、この特措法を受け、
杉並区は昨年
「杉並区空家等対策協議会条例」を交付し、
協議会を立ち上げました。
そして協議会で作成していただいた
「空家等対策計画」をもとに、
議会でも審議する計画になっています。

でも、まずは空き家を作らないために、
家族の間で話合っておくことも大切です。
機会をとらえ、家族で話合ってみてはいかがでしょうか。

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