2015年 12月 25日

陸上自衛隊高等工科学校

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

埼玉県上尾市の共産党市議が
陸上自衛隊高等工科学校について、
「人を殺す練習をしている学校」と発言。
問題になっています。

陸上自衛隊高等工科学校は、
昔は「少年工科学校」と呼ばれ、
将来 陸上自衛官となるべき人材を
養成する学校として知られていますね。

ここでは 親元を離れた少年たちが
陸上自衛隊高等工科学校
一般教育のほか、
専門的な技術の教育を行う「専門教育」、
陸曹候補者として 必要な
防衛教養や各種訓練を行う「防衛基礎学」を
基礎から学んでいます。

これらのカリキュラムは
国防や災害派遣、PKO活動など
自衛隊の活動の幅が広がるなか、
しっかりと その職責を果たすために
どれも必要な科目です。

若くして「国を守る」という崇高な道を選び、
近い将来、私たち国民を守るために
日々、訓練を重ねている彼らには、
本当に頭の下がる思いです。

今回の市議の発言は、
そんな彼らを侮辱する言葉であり、
私は 強い憤りを感じました。

災害時、我が身を省みずに
国民を救助する自衛官の姿を、
この市議は 見ていなかったのでしょうか。

市議は 議事録からの削除を申し入れ、
今日の本会議での謝罪後、削除される見通しです。

しかし、議会の記録からは消えても、
人々の記憶からは 消えない発言ではないでしょうか。

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