2015年 10月 23日

豊かな老後の為に

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

「老後破産」「老人漂流社会」

受け取る年金額が、
生活保護費よりも少ない。
そのため、老後、厳しい生活に追いやられる。
介護が必要となったが 介護する家族がいない、
経済的に余裕がない…等の理由で、
施設を転々と 漂流しなければならない。

豊かな老後の為に
NHKがこのテーマを取り上げて以来、
この手の言葉を
よく耳にするようになりました。

書籍が出ていたので、私も読みました。
けして他人事ではない…と、恐怖すら感じました。

昔は 三世代同居が普通でした。
親が年を取れば 経済的な面も含め
一緒に暮らす子供が 世話をしていました。
しかし 今、三世代同居は減っています。
単身で暮らす高齢者は、
一人分の年金だけで 生活しなければなりません。
これでは 生活に “ゆとり” が持てない方も
出てきてしまうでしょう。

家族の形態が変わったにも関わらず、
社会保障の在り方は昔のままであること。
これが「老後破産」「老人漂流社会」
原因の一つと考えられます。

少子高齢化、核家族化が進む中で、
どうすれば 年をとっても豊かに暮らせるか。
そして、地域で元気に活躍して頂けるのか。
真面目にコツコツ働いてきた方が
キチンと報われる社会にするために どうするか。

これこそ 今後 行政が考えて行かなければ
ならない課題ではないでしょうか。

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