2014年 11月 13日

安楽死と言う選択

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

悪性脳腫瘍により
余命半年の宣告を受けたアメリカ人女性が、
自ら命を絶つことをネット上で宣言。
11月1日、安楽死によって、
安らかに息を引き取ったと言います。

安楽死。
賛否が大きく別れるところです。
私自身も 彼女の選択が
良いのか悪いのか、未だ答えが出ません。
安楽死を選択した女性。ネット上の動画より

もし。
自分に脳腫瘍が見つかり、
耐えがたい肉体的苦痛があったり、
肉体的苦痛を避ける代替手段がなく、
迫りくる死が避けらないと悟った場合、
それでも「最期まで 病気と闘い続ける!」と
言えるだろうか?

あるいは
家族に経済的・心身的な
負担をかけたくない。
そんな思いから、
自ら死を選んでしまうのではないか?

そんな事を思いました。

その反面、
人の生死を決めることは 神の領域であり、
自ら “死” を選ぶ事は罪ではないか?
残された家族が、
自責の念を感じてしまうのではないか?

…とも考えてしまいます。

安楽死。
簡単に答えが出るテーマではありません。

しかし、アメリカ人女性が
自らの “死” をネットで公開したことにより、
世界中の人が 安楽死を考える契機になりました。
これはとても意味のあることだと思います。

亡くなられたアメリカ人女性のご冥福を
お祈りいたします。