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2023 11 15

第四回定例議会が始まりました

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日から第四回定例議会が始まりました。

今回の議会では
「杉並区印鑑条例の一部を改正する条例」
「杉並区体育施設等に関する条例の一部を改正する条例」
「杉並区国民健康保険条例の一部を改正する条例」
「杉並区立ドッグラン広場条例」などが
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上程される予定です。

「杉並区立ドッグラン広場条例」は新設条例で、
東京都から和田堀公園の北側 約1,800平米を借り受け
ドッグランを整備する計画です。
令和6年3月の開設を目指します。

また、
一般会計補正予算(第5号)も計上される予定。
今回の補正予算は、
子供の医療費助成や障害児通所給付所等の
実績増に伴う追加経費のほか、
新たな教科書の採択に伴う教師用指導書の購入費、
移転する保育施設の建設助成、
住宅確保用配慮車への家賃低廉化補助に要する経費
…などが挙げられます。

【補正事業】 22事業
【補正予算額】 12億9,689万円余


ぜひ傍聴にいらして下さいね。

2023 10 12

区の後援について

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

区内のいろいろなイベントや講演会などで、
“杉並区教育委員会 後援”と言う文言を目にします。
これは、杉並区教育委員会が
そのイベントなどの後ろだてとなって、
さまざまな便宜を図るなどして 支援をすることです。

後援を取るためには
“区のお墨付き” を貰ったイベントは
区民からの信用度 グ~~~ッとが高くなり
区後援を希望される主催者の方は多いです。

さて、そんな区の後援を巡り、
昨日の決算特別委員会の中で 驚きの事実が発覚しました。

後援を取るための必須要件に
・政治目的又は宗教活動を有しないものであること。
…と 謳われているにもかかわらず、
昨年の区長選挙の時、
岸本区長の選対本部長を務めた方が 講演されるイベントに
区教委が後援を出していたのです。

・事業目的が明らかに福祉の向上に寄与し、
 公益性のあるものであること。
・政治目的又は宗教活動を有しないものであること。
・営利及び売名を目的としないものであること。

…など、一定の条件がありますが
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もちろん本部長を務めた方が、
違う肩書で 講演される分には問題ありません。
しかし「岸本区長の選対本部長」と言う肩書で、
岸本区政の成果?を語るような内容を前面に出すのは、
やはり政治的であると 言わざるを得ません。

しかも、区の後援の承認を取ると、
区立施設の使用料が 減額される場合があります。

このようなケースだと、
区長に親しい方の講演だから 政治的ではあるけど
区の教育委員会は 後援をだし、施設使用料も安くなるように…と、
特段の配慮をしているのではないか?
…と疑念を持たれかねません。

我が会派がかねてから
区長に近しいと思われる方が
区の役職についたり、区の後援を取ってイベントをやったり、
講演をやったりする場合には、
区民に いらぬ疑念が持たれないよう
より慎重になるべきであり、
そして、区側も
「区長に忖度しているのではないか?」と思われないように
シッカリと審査すべきと指摘をしています。

その点を 岸本区長に問いましたが
残念ながら 区長からの御答弁はありませんでした。

区は政治的疑念があることを認め
瑕疵があったとしました。
瑕疵を認めたならば、
すでに貼りだされているポスターについて
速やかに撤去 もしくは 修正すべきでしょう。

この件については、引続き注視して参ります。

2023 10 04

拉致問題の解決に向けた啓発決議

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

決算特別委員会総括の続きです。

令和4年5月、杉並区議会は、
拉致被害者の基本的人権を尊重する立場から、
「拉致問題の解決に向けた啓発決議」を議決しました。

しかし 岸本区政になって一年、
拉致問題解決へ向けた取組みが 全く感じられません。
私は委員会の中で、そのことを質しました。
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私の質問の中で、
区内の特定失踪者の人数を確認したとき、
岸本区長は まったく答える事が出来ませんでした。

拉致問題は 重大な人権侵害であるとともに、
我が国の主権に関わる問題です。
一日も早い被害者全員の帰国を実現し、
早期の問題解決を図ることが 求められています。

特に杉並区には
北朝鮮による拉致の疑いが払拭できない
“特定失踪者” と呼ばれる方が 4名存在しています。
決して他人事ではないのです。

人権問題は、LGBTQだけではありません。
拉致問題も、力強く取組まなければならない権問題です。

岸本区長には
そのことをよく自覚して頂きたいと思います。

2023 10 04

決算特別委員会 総括 第二弾

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

決算特別委員会総括の続きです。

当該年度は
10次に渡る補正予算が編成されました。
その中でも、補正予算(第7号)
指定管理者と施設再編整備の検証に際しての付帯決議は、
議会の意思として 非常に重いものだと考えています。

「指定管理者制度などの学識経験者選定について
公正、中立な方を選んでください。」
議会としてこのようにお願いをしました。
これが付帯決議の内容です。

しかし 区長選挙直後に
1時間以上にわたって岸本区長と面会をされていた方が
のちに 指定管理者 制度 検証の選定委員に選ばれるなど…
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中立性、公平性に疑問が残る点が発覚しました。

次に、専決処分した
杉並区一般会計補正予算(第10号)についてです。
これは、幼児教育の無償化に係る
国庫 及び 都支出金の返納金約2億円について、
必要な額を予算計上していなかったものです。
これだけの内容、金額にもかかわらず
議会に諮らず、専決処分したのです。

先ほどの付帯決議の件もそうですが、
どうも議会を軽んじているのではないか?
…と感じる点が 岸本区政においては、
多々 見受けられます。

行政と議会は、車の両輪です。
どちらが欠けても、
立ち行かなくなってしまうものです。
議会への報告を後回しにするなど
議会軽視とも言える姿勢で、
行政が先走ってばかりいると、
いつか そのシワ寄せが 区民に押し寄せるのではないか
…と危惧するものです。

区長におかれましては、
そのことを、今一度、
よく心に留めて頂きたいと申し上げました。

2023 10 04

決算特別委員会 総括

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

月曜日から決算特別委員会が始まっています!

会派幹事長の役をお預かりしている私は、
委員会決算審査に当たってトップバッターです。
令和4年度の全般的な総括、財務、
各主要施策について 総括的に伺いました。

まず、令和4年を振り返ると
2月、北京で冬季五輪が行われました。
そこで日本選手団は、
冬季大会で最多となる計18個のメダルを獲得しました。
また、サッカーワールドカップ(カタール大会)では、
強豪のスペインやドイツを撃破し、
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日本中を熱狂させた事が印象に残っています。

スポーツ分野が飛躍する反面、
奈良県での参院選応援の街頭演説中、
安倍晋三元総理が銃弾に倒れる、
7月14日に
新型コロナウイルスの一日の感染者数が
20万人を超えるなど、
衝撃的な出来事も 起きてしまいました。

また、急激な円安が進み、1ドル150円を突破。
物価高騰、食料品や生活用品の相次ぐ値上げ…など、
私達の生活に大きな影響を及ぼしました。

このような背景のもと、
7月の区長選で岸本区長が誕生しました。

これらの事を踏まえ、
当該年度の区財政の総括を確認しました。
区は、ふるさと納税の流出など厳しい中でも、
コロナ対策、物価高騰対策など10回の補正を行い、
区長交代でも区政の連続性、
財政健全化と持続可能な財政運営の考え方による
財政運営を行いました。
また、将来に備え目標額を上回る基金の積立を
行った事も確認できました。

物価高騰対策としては
地方創生臨時交付金を活用して、
区民・事業者に対する適切な支援につながったとの
認識を示しました。
しかし物価高騰が長期化する中、補助制度では限界。
中長期的な視点の取組も必要と考え、
国や東京都の動向、社会のトレンドを注視していく。
…との事でした。

令和4年度の区財政は、
経常収支比率、公債費負担比率は良いもので
コロナ禍でも健全性が保たれていたと判断できました。