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2024 2 13

第一回定例会が始まりました

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

2月9日から、第一回定例会が始まりました。

議会開会の初日には
岸本聡子区長から新年度予算編成方針とその概要について
説明が行われました。

この説明を受け、
私は自民党・無所属杉並区議団を代表し、
代表質問を行いました。

代表質問では、
能登半島地震を受けての地域防災計画の見直しや
2年連続で減少となった実質賃金を受けての物価高騰対策、
区立児童相談所の開設に向けた取組みや高齢者施策など、
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私たちの暮らしに直結する質問を行いました。

令和6年度予算は(案)次の通りです。
一般会計は2,228億9,200万円で、
対前年度比121億9,200万円、5.8%の増。
要因は職員人件費の増に加え、
学校給食無償化の通年実施や既定事業の増によるものです。

歳入では、
特別区財政交付金などの増を見込むほか、
学校改築(富士見丘中学校、中瀬中学校、神明中学校)の
大規模な事業の財源として 建築債の発行や
施設整備基金からの繰入を行うこととしています。

歳出面では、
建設業週休二日制の本格導入や
円安による輸入資材価格高騰の影響等による工事費の増など、
財政規模は年々増加傾向にあります。

また、税源偏在是正の名のもと、
ふるさと納税制度等の不合理な税制改正により、
特別区の貴重な税源が一方的に奪われています。
このような税制改正による特別区全体の影響額は、
累計で1兆円超、
令和5年度だけでも 3,200 億円を上回っています。
杉並区への影響は 200億円の減収と言われています。

今後も事業の必要性や優先順位の検証と経費の精査を行い、
持続可能な財政運営に努める事が大切です。

2024 1 04

能登半島地震

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

1月1日に発生した最大震度7の能登半島地震。
お亡くなりになった方のご冥福と
被災された方へお見舞いを申し上げるとともに、
一日も早い復興をお祈りいたします。

また、羽田空港で起きた衝突事故。
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日航機に持っていた方は無事でしたが、
海保の方は5名もの犠牲者が出てしまいました。
あわせて ご冥福をお祈り申し上げます。

それにしても
お正月早々 大震災や航空機事故が起こるなんて
誰が想像していたでしょうか。
新型コロナウイルスも5類に移り、
久しぶりに家族や親戚、友人たちと一緒に
楽しいお正月を過ごすはずだったのに…。
被災された方を思うと、本当に胸が痛みます。

震災は、いつ起こるか分かりません。
改めて 日頃からの備えが大事だと感じました。
また、自助だけでなく、地域の共助の力も大切です。

杉並区として、
能登半島地震に対し義援金の支援などを行う予定です。

2023 12 20

第二回臨時会

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

本日、第二回臨時会が開会されます。

臨時会では
補正予算第6号が計上される予定です。

今回の補正予算の内容は
国の「デフレ脱却のための総合経済対策」に
基づく取組みとして
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追加交付される地方創生臨時交付金を活用した
「住民税非課税世帯等への給付」や
「省エネ家電買替促進助成事業の実施」等に
要する経費について、
必要な経費を計上したものです。

・住民税非課税世帯等への1世帯当たり7万円の給付
 給付金 約42億円(7万円 × 6万世帯)
 事務費 約1,900万円

【スケジュール】
令和6年1月  区民あてに書類送付
    2月上旬 初回振込
    5月末 申請期限(7月末 業務終了)


また、家庭における
省エネ性能の高い家電(冷蔵庫・エアコン)への
買替に係る助成もスタートします。

・省エネ家電買替促進助成事業の実施」
 助成金 上限額3万~5万円、3000件程度を想定
 設置対象期間 令和6年3月~

 申請期間   令和6年4月~9月末まで
        (予算が無くなり次第、終了)

2023 11 30

災害対策・防犯等特別委員会が開かれました

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

今日は災害対策・防犯等特別委員会が開かれました。

その中には11月26日、
高円寺南5丁目で発生した火災についての
報告も上げられました。
この火災では、
残念ながら お一人の方が亡くなりました。
お亡くなりになられた方に お悔やみを申し上げるとともに
ご遺族の方、怪我をされた方に お見舞いを申し上げます。

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実は この火災について、
区民の方から いろいろなご意見が届いています。

火災発生時、
ある議員が名刺を持って現場を回ったり、
規制線の中にまで ズカズカと入って行ったり…。
このような行動に対し 地域の方から
非常に厳しいお声が届いているのです。

また、この火災を巡り、
議員同士がSNSで言い争うような場面も…。

どの議員も
“区民のために良かれ”と思っての行動と思いますが、
私たち議員は 自分たちの行動に対し、
今一度 冷静に 見つめ直す必要がある…と感じました。

2023 11 29

学校給食で産地偽装の疑い

投稿者: ai カテゴリー: ブログ

総務財政委員会が開かれました。

今回の総務財政委員会では
杉並第2小学校の解体工事契約の締結、
杉並第8小学校跡地公園整備工事の請負契約の締結、
区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、
令和5年度一般会計補正予算(第5号)…などが
審議されました。

その審議の中で、
学校給食食材の産地偽装が疑われる事案が
発覚しました。

今年7月、
区立小中学校に収められた給食食材について、
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国産と外国産が混ざっていたにも関わらず、
国産表示のみで納品した。
東京産と埼玉産が混ざっていたにもかかわらず、
地場産の方が良いと 業者が判断し、
東京産とだけ表示し 学校へ納品した
…このような内容の事案です。

11月18日の産経新聞には、
川崎市の学校給食で使用された国産豚肉に、
実は外国産が混ざっていた…と言う問題が発生し、
神奈川県警が不正競争防止法違反容疑で捜査している、
…との報道があったばかりです。

今回、杉並区立の学校で起こったことは、
川崎市のケースとよく似ています。
にもかかわらず杉並区教育委員会は、
委員会で 私から指摘を受けるまで、
一切 このような事実を公表していませんでした。

驚いたことに、
この事実を区が把握したのは7月6日。
7月12日に教育委員会が開かれているが、
ここでは まったく報告されていません。
区教委にとって、
給食食材の産地が 本当だろうが、虚偽だろうが、
大きな問題ではない。
教育委員会に報告するほどの内容ではない。
保護者にも区議会にも 報告するほどの内容ではない。
その程度の認識なのでしょうか。

また、例えば。
1個100円で国産パプリカを契約していたとします。
でも、外国産パプリカ80円を納品したとすれば、
その差額はどうなっているのでしょう。

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そして、この様な事を行っていた食材業者は、
本当に 今回 発覚した 一社だけなのでしょうか。
ずっと以前から、
慢性的に 行われていた可能性はないのでしょうか。

このような点を質しましたが、
区は「ただいま調査中でお答えできません」と
答えるばかり。
7月に発覚した事案に対し、
未だに 調査の途中経過すら答えられないなんて、
このまま うやむやにして
何とか誤魔化そうとしているとしか思えません。

情報公開度ナンバーワン、
透明度ナンバーワンの区政を目指す、と
岸本聡子区長は そのように仰っています。

しかし実際は、都合の悪い情報については隠ぺいし、
ウケが良さそうなものだけ 公開する。
それが 岸本区長の言う
「情報公開度ナンバーワン」なのでしょうか。

子供達の食の安全、
学校給食の信頼にかかわる 重大な問題です。
学校設置責任者である区長は、
まずは一連の事実を 包み隠さず公表し、
調査の報告、ご自身の責任の取り方を示すべきです。